無造作淑女
オスプレイが来た!

マニアはご注目!
製造現場ドットコムではすっかりお馴染みの航空機に詳しい下村栄司氏がレポートを書いてくれたゾ!
他にも展示航空機その他いろいろあったそうですが、オスプレイが強烈すぎて、今回はオスプレイオンリーのレポートになったそうです(笑)
☆○o。 。o○☆☆○o。 。o○☆☆○o。 。o○☆☆○o。 。o○☆☆○o。 。o○☆
6日の土曜日に東京・福生(ふっさ)市にある横田基地で行われたFriendship Festival(日米友好祭)に行ってきました。
毎年行われていたこのイベントも、昨年は米国国防総省の予算削減のあおりを受けて「無期限延期」となっていました。基地内はもとより、地元福生市からの強い要請もあり、めでたく今年は復活しました。
今年の目玉は何と言ってもあのオスプレイの登場でしょう。首都圏では初めてのお目見えです。
最近の日本で、これほど有名な米軍の航空機はないんじゃないでしょうか? あれほどマスコミを賑わしたのですから。賛否両論というか、とにかく話題の多いオスプレイですが、政治的な話は抜きにしたいと思います。
ご覧の通りの人だかりです。
まるでエサに群がるアリのよう(筆者もそのひとりですが・・)。これじゃオスプレイの全景が見えないよー。9時の開場直後は機体の周囲にロープを張って近づけないようにしてましたが、30分ほどして急遽ロープを取り外し、機内を公開することになったんだそうです(Responseより)。
筆者が行った時は既に機内見学希望者が長蛇の列をなしていました。2~3時間は並ぶ必要がありそうなので、やむなく断念しました。
下の写真がそれですが、この列は最終コーナーを回ったところです。
ここまでたどり着くのに炎天下2時間以上は我慢しなければなりません!
ところでこのオスプレイ、どのような航空機なのかほとんどの方は知っているとは思いますが、改めて簡単に説明します。まず目につくのは巨大な2つのプロペラ(専門的には「プロップローター」)でしょう。離陸時はこれが垂直になってヘリコプターのように離陸します。または60°や75°に傾けて短距離滑走で離陸もできます。飛び上がったところで今度はプロペラを水平にすると航空機のように高速・長距離飛行ができます。ヘリコプター(専門用語では「回転翼機」)なのか、飛行機(同じく「固定翼機」)なのかはっきりしない、中途半端で変な航空機なのですが、両者の良さを併せ持った航空機と言えます。「ティルトローター機」って言うんだそうです。今回展示されていたものは海兵隊仕様のMV-22Bという機種です。
隣にもう1機ありました。こちらは何とも変な格好をしています。翼を広げた状態の姿はポピュラーですが、このような形はあまりポピュラーでないと思います。これはエンジンを水平にしプロペラを折り曲げ翼を90°回転させた状態です。こうすることにより駐機スペースを節約できます。特に航空母艦のように限られたスペースの中では必須のものでしょう。
人が腕を顔の前で曲げて目隠しをしているように見えるところが何となくユーモラスです。
微妙な問題を抱えているからでしょうか、機体の回りに警察官が張り付いているのが印象的でした。

(文・写真=下村栄司)
マザックから第七世代のCNC装置『MAZATROL SmoothX』が誕生しました♪
4日はマザックさんの美濃加茂工にお伺いいたしました。

この日、マザックさんは独自のCNC装置『MAZATROL SmoothX』を発表しました。MAZATROLは1981年に業界初の対話型CNC装置として業界に旋風を巻き起こしたと聞いています。
第7世代となって新登場したこの製品は、新たに19インチのタッチパネルを採用するなど操作性が飛躍的に向上し、加工時間の大幅な短縮、工場経営のサポートを行うNC装置なんですよ。
「SmoothX(スムースエックス)」の名称は、①操作性の飛躍的な向上→スムースな操作、②加工時間の大幅な短縮→スムースな加工、③工場経営のサポート→スムースな工場経営という意味があるんですって。
『MAZATROL SmoothX』のデザインがステキだと思ったらそれもそのはず、有名な奥山デザインだったわ!
触らせてもらいましたが、タッチパネルも使いやすいし、直感的に操作ができるよう工夫がなされていました
詳しくじっくりと説明をお聞きしたので、このニュースは後日、製造現場ドットコムにて詳細を掲載いたします。楽しみにしていてくださいね(●∀●)☆
昨日は中目黒で久々にジンギスカンを食べてくつろぎました(●ωー)ヌフン。
明日から数日、東海地区です。
なんだか今月はあちこち行ったり来たりですよ♪
DMG MORI 東京グローバルヘッドクォータを見学! オープンハウスは今週金曜日までやってるよ☆
9月1日(月)から9月5日(金)までの5日間、DMG森精機さんが東京グローバルヘッドクォータ オープンハウスを開催しています。この間は同社の展示されている最新機種を見学することができる絶好のチャンス!
というわけで、初日にお伺いしました(●∀●)
期間中、2階のセミナールーム1で開催されている技術セミナーもなかなか興味深いですよ。
テーマは「最新の加工事例」。下記の講師がそれぞれ貴重なお話をしてくれます。
・5軸加工:DMG商品部 部長 細田陽一郎氏
・航空機:東京SC加工技術部 部長 加治 敏氏
・自動車:執行役員伊賀事業所商品部加工技術担当 部長 大岩一彦氏
・金型:DMG森精機金型研究所 部長 合田慎吾氏
タイムスケジュール
さて、今回、わたしは拝見したいマシンがありました。
それは最新も最新! 最新ホカホカのマシン、“ハイブリッド工作機械”と位置づける新製品『LASERTEC 65 3D』。1台のマシンでレーザ溶射とミーリング加工の両立ができるというものですが、レーザ溶射はパウダーノズルから金属の粉体を供給して積層する手法が使われています。
これがLASERTEC 65 3Dだ! デザイン性にも優れている

「チャンバーを別途設ける必要がなく、あらゆる素材の形状成形に対応する」と説明してくれたのは、同社の小田技師補。
「従来から採用されているパウダーヘッド方式は、チャンバー内に粉末を敷いた上で、レーザを照射し、粉末を焼結させる必要があったのですが、その必要がないため、最大20倍も高速です」(小田技師補)
レーザとミーリングによる加工を柔軟に切り替えることで完成形状ではアプローチ不可能な部位に対して直接仕上げ加工ができるし、余分な形状を追加することなく突き出し形状を生成することができるので、特に“大型ワークを経済的に加工したいユーザー”には、ぜひ見て欲しい1台ね。
さて、加工サンプルですが、これは切削1時間、積層で4時間ほど。赤丸で囲った部分をみてみると、この部分の材料費が削減できますから経済効果も期待できますね☆

これは約20分で出来上がるとのこと
さて展示会場内を歩いていると、日進工具さんのマイクロエンドミル マイクロドリルシリーズが展示されていました。日進工具さんは、最近、技術職の方を営業にも配置するなどユーザーニーズを細かく拾い集めています。使う人の気持ちに立った工具づくりに注力しています。
マイクロエンドミル

なお、DMG MORIの『LASERTEC 65 3D』は、今年開催されるJIMTOF2014にもご披露されます☆
次々とモノがこわれていく(2)
次々とモノが壊れていく、というお話は7月25日のブログに記載しましたね。
http://seizougenba.com/node/4508
数ヶ月の間に、電子レンジ、DVDプレーヤー、電子ジャー、電気ポット、カメラのレンズ、エアコンが壊れていった。
あれから2カ月―――。
今度はテレビが壊れた。
配線がイカれたようで、スイッチを入れても無視される。
四角い画面は暗い闇の色を放ったままだ。
テレビよ、オマエもか!
必要なモノが次々と財布に痛々しい爪痕を残して去って行く。
行かないで! 行かないで! わたしを捨てないで!
電化製品にすがりつき、泣き叫びたい気分だったけれど、まぁ、いいわ。惨めな恋、続けるより、別れの苦しさを選んでやろう(←中森明菜:難破船より)
最近、家の者が「洗濯機が怪しい音をたてている」と報告してきたのが、とても気になっている。
OKK M工場竣工式に伺いました。

昨日はOKKさんのM工場竣工式に伺いました。
厳かに神事が執り行われ、M工場見学のあと直会が開かれました。

あいにくの雨でしたが、「雨降って地固まる」ということわざもあるとおり、縁起がいいですね☆
新しいM工場は、とにかくエコ!
徹底したエコ工場でしたよ。
この詳細は次号の製造現場ドットコムのニュースで掲載いたします。
ジーベックの「マイスターフィニッシュペンシルタイプ」が重宝☆
皆様、夏休みはいかがお過ごしでしょうか。
こちらはハーレーのプラモデルをチマチマつくっております。
現在、つくっているのは1/6タイプですから作りがいがありますが、業務に追われて、ぜんぜん進んでいません。完成まではもう少しなんですが☆
さて、プラモデルといえば、細かいところを雑にすると仕上がりが汚くなる可能性がありますから、穴やら、塗装のための銀メッキ剥がしやら、表面研磨やらに神経を使います。
で、なかなか小さな穴まで研磨できないのが悩みのタネでしたが、先日、ジーベックテクノロジーが製造している「マイスターフィニッシュペンシルタイプ」がなかなか使い勝手がいい。
もともと同社はセラミックファイバーを用いた技術で、全く新しい砥石・バリ取りツールを製造しています。独自の砥材は、切れ刃が連続する構造を持っており、先端の切れ刃の自生作用が特長的なんですよね。なお、この1本の線材には500~1,000個の切れ刃を持っているんですよ。
同社のバリ取りブラシの存在は有名ですが、ペンシルタイプのものも出しているというから、ねえさん大喜びよ。これはプラモデルには欠かせないアイテムになりそうよ。人形のカスタムにも便利そう♡
シャープペンシルのようにして使います(赤いのが線材タイプの砥石)
先端の形状はダイヤモンド電着やすりで形成できるスグレモノ。
この構造は、2つの方向のアルミナ繊維束を互いに交差させ、アルミナ繊維束の隙間に入り込んだ構造になっています。

プロフィール

業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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