寄席が学校に! 「THE学校寄席」

このあと一瞬にして色が透明になり仰天! 手品のよう!

 

12月25日、ちょっと年の離れた友人であり職業、博士の松延 康先生(理科教育研究フォーラム「夢・サイエンス」代表)が特別ゲストとして寄席デビューを果たすという話を小耳にし、会場のお江戸両国亭(東京都墨田区両国)に行って参りました。

算数は三遊亭朝橋さん(落語)、歴史は神田蘭さん(講談)、英語は江戸家まねき猫さん(動物ものまね)、音楽はムーベさん(ピン芸人)、理科は松延先生が担当し、寄席が学校になりました。

この企画の趣旨は、「いくつになっても遊び心や、学ぶ心を忘れずにたのしくいきたい」というもので、老若男女問わず楽しめる内容です。大笑いしたり、驚いたり、楽しい時間を過ごすことができました。

 

招き猫さんの動物の鳴き声ものまねはそっくり! ストーリー性もあるので大笑い!

 

笑いながら学べる、興味を持つきっかけをつくる――――非常に良い企画です。生涯学習という言葉もありますが、分かって楽しい、人に伝えたくなる・・・それだけでも人生の厚みが出てくるものだと感じます。

特に子どもたち学びのきっかけは、教わることじゃなくて大抵は「好奇心」。大人の取り組みひとつで、学ぶことが楽しいことだと理屈よりも体感で伝わるもの。そのうち「学んだ知識が社会の中でどう作用されているか」と知ったときに、自分の身のまわりにあるものとの関係性に気付くことができるので、それこそ、次はどうなるのだろう? と先を想像する力も湧いてくる。社会の変化を理解する力があれば、世代を超えて意見を述べることもできるので、生活も活性化すると思います。

こうした企画は、文部科学省が後援してもいいんじゃないかな。

さて、本日は多くの企業が仕事納めですね。暖かくして行ってらっしゃい!

(*写真は許可をとって撮影しています)