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凄すぎてどこから書いていいか分からない会社がある

先日、取材をさせていただいた会社が凄すぎて、どこから書いていいのか分からないほど。
世界でも稀な会社だと思いました。

工場を見学したとき、あまりの凄さに私の口はおそらく開いたままだったでしょう。

ちなみにこの会社は民間企業で世界で初となるISO17025試験所認定を取得しています。
この記事は近々製造現場ドットコムで掲載するから楽しみにしていてくださいね。

それにしても凄いものを連発して見てしまうと頭の整理が追いつきません(笑)
ノートに記された文字が興奮しすぎたせいで象形文字のようになっています。

【告知】第20回型技術シンポジウム 「グローバル化する自動車産業における生産技術戦略」

型技術協会からの告知です。
今回のシンポジウムのテーマは、「グローバル化する自動車産業における生産技術戦略」。
金型の最大ユーザーである自動車を切口として、各社の金型調達戦略と日本の金型づくりとの関連に焦点を当てつつ、中・長期の広い意味での生産技術戦略について議論するとのこと。

主催者は開催趣旨について、「グローバル化する生産体制が進むなかで、現地開発・現地調達が一般化しつつあります。新興国での生産においても、調達戦略が生産性やコストに直結します。他方、ハイテン材や高機能樹脂材向けの機能金型や、ハイブリッド車や燃料電池などの中・長期的な新技術開発においては、日本が開発の拠点となり、如何にして難易度の高い技術開発をスピード感あふれるタイミングで開発するかが、金型サプライヤーにも求められています。自動車メーカ各社より、それぞれの視点から幅広く日本の自動車産業における型技術および生産技術戦略をご紹介頂き、現状と日本の金型生産・生産技術の方向性について議論し、参加者全員でその方向性を共有する場を提供いたします。多くの皆さんのご参加をお願いします」としているぐらいだけあって充実した内容がてんこ盛りです。

■開催日時 2013年3月22日(金)  12:55~16:50
■開催場所 芝浦工業大学 芝浦キャンパス
〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14

プログラム
進行 : 安齋 正博 氏(芝浦工業大学)、笹原 弘之 氏(東京農工大学)

●12:55~13:00 開  会

●13:00~13:35 「トヨタにおける金型技術の課題と展望」
トヨタ自動車(株) プレス生技部 プレス技術統括室 室長
紅林 道治 氏

●13:35~14:10 「NISSAN POWER 88 達成のためのプレス戦略」
日産自動車(株) 車両生産技術本部 プレス技術部 部長
菱田 祐次 氏

●14:10~14:45 「ホンダの新商品を支えた金型技術とグローバル化に向けた取組」
ホンダエンジニアリング(株) 車体金型生産部 プレス金型設計ブロック
ブロックリーダー  木内 義之 氏

●14:45~15:00 休  憩

●15:00~15:35 「スズキの海外生産と金型技術」
スズキ(株) 常務役員 生産本部 副本部長
松浦 浩明 氏

●15:35~16:10 「マツダのモノ造り革新と金型技術について」
マツダ(株) 執行役員 生産担当 技術本部長 コスト革新担当補佐
菖蒲田 清孝 氏

●16:15~16:50 パネル討論会
「日本の自動車産業における型技術および生産技術の方向性」
司 会 : (社)型技術協会 副会長  安齋 正博 氏
    (社)型技術協会 理事    笹原 弘之 氏
          パネリスト : 講師全員

●16:50 閉会

・募集人数
100名

・参加費
会 員  12,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員)。
一 般 18,000円。
※ 個人会員A入会申込付き 17,250円(ご希望の方は事務局まで問合せのこと) 。
内訳:参加費12,000円+入会金3,000円+2月入会時月割年会費2,250円。

・申込締切
3月14日(木)※申込締切日後のキャンセルは不可。キャンセルの場合、参加費用を支払う。

・申込方法
オンライン申込(クリック)↓↓↓
http://www.jsdmt.jp/05kata_sympo/jsdmt-kata_sympo20.cgi

1) 申込の際は、代金の振込方法と振込日を記入のこと。
参加費は銀行または郵便振替にて入金すること。
2) 参加決定者には参加券・請求書を送付するので、参加券を当日持参すること。

問合先
一般社団法人 型技術協会
〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
電話:045-224-6081   FAX:045-224-6082  Eメール:info@jsdmt.jp

ジェット ストリーム!!!

このあいだ、セコ・ツールズさんが講演をした大田区切削研削研究会と名古屋出張がカブっていた私。当然、出席することができず残念でしたが、柏ミルボーラの柏社長からちょこっと概要を聞くことができましたので、ご紹介しましょう☆

講演の様子:柏良光氏撮影

「ジェットストリームシステムというのが難削材加工に良いようです。最後の方で凄い加工のビデオ見せられて圧倒されました」とのこと。

あら、ジェットストリームってきいたことがあるわね。
ジェットストリームといえば―――――。


コレじゃない?
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というのは冗談で、セコ・ツールズさんの『Jetstream Tooling™(ジェットストリームツーリング)』は、航空機産業の要請から開発されたシステムで、難削材加工に威力を発揮するんですって。

クーラントを正確に切削領域へと供給、クーラントジェットがすくい面から切削屑を除去し、切削屑排出性を向上させて切削条件も良好にするものらしいわ。もちろん工具寿命もアップするのよ。

切削領域から熱を素早く除去するためにもクーラントは重要で、 必要とする位置に向けて正確にクーラントを流すことは効率よい加工に繋がるわけなのね☆

航空宇宙好き、集まれ!(後編) ~独断と偏見の国際航空宇宙展(JA2012)レポート~

皆さんこんにちは。
航空宇宙好きにはたまんない下村栄司氏のマニアなレポートの後編が届いたわよ!
私のところにも、「後編はまだか」のお問い合わせがチラホラあって、ふふっ、さすがに製造現場ドットコムファンの読者だわ☆ この手のレポートが好物なのね(●∀●)☆キラリン☆ 

では、『航空宇宙好き、集まれ!(後編) ~独断と偏見の国際航空宇宙展(JA2012)レポート~』いってみましょー!

(文・写真=下村栄司)

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後編はセントレア(中部国際空港)会場のレポートです。
ここは10月12日金曜日から14日の日曜日までの3日間のみの開催でした。筆者はできれば土日のどちらかで行きたかったのですが(両日共ブルーインパルスの飛行展示がありました)、金曜日にせざるを得ませんでした。というのは、後述する「セントレアまるわかりツアー 滑走路見学コース」に参加したくて申し込もうとしたら金曜日しか空きがなかったのです。

しかし、土日は合わせて11万人もの来場があったそうで、会場の混雑度は想像に難くなく名古屋駅から発車するセントレア行きの電車も超満員(で乗り切れない?)だったらしいです。結局金曜日は空いていて良かったのかもしれません。

ブルーインパルスは見られませんでしたが、筆者は既に何度も見ていますので、まあ仕方ないかと簡単に諦めがつきます。

ブルーインパルスはこんな感じで飛んでます。見事です。(入間基地航空祭にて筆者撮影)

セントレアまるわかりツアー

JA2012とは直接関係ないのですが、セントレアには他の空港にないユニークな企画があります。
それは、バスに乗って滑走路の周囲を見学できるツアーがあるってことです。
普通は遠くからしか見られない航空機を間近で見られるという航空ファンには(多分)たまらないツアーです。もちろん写真撮影OK。要所要所でバスが止まってくれます。
でも、空港内なのでセキュリティは非常に厳しく、基本的にはバスから降りられません。一箇所だけ特別にバスから降りて外に出られるところがあるのですが、フェンスで囲った檻のようなところに「閉じ込められ」ます。
ツアー参加者が不審な行動をしないか、常に監視されているとの説明もありました。



身元確認、持ち物検査(空港のセキュリティチェックと同様)を終えて、バス(緑色の)に乗車。
席は自由席なので、筆者は真っ先に右側の窓側をゲットしたまでは良かったのですが、バスは左回りで滑走路内を走るため、走りながら滑走路内の景色を見ることができませんでした・・・トホホ。



これは、ツアー参加前に空港ビルの展望デッキから撮ったものです。この空港では国内線の機材はB737(写真)などの小型機が多いように感じました。



ツアーのバスの中から。頭上を大韓航空機のB747-400が離陸していきます。すごい迫力。突然だったので、あまりうまく撮れませんでした。



バスから降りられる場所が1箇所だけあります。但し、「檻の中」です。ここからは離陸、着陸する航空機が比較的間近に見られます。写真のジャルエクスプレスのB737は450mm相当の望遠レンズで撮りました。一部トリミングしてます。



バスの中から。迷彩色の航空機は航空自衛隊のC-1輸送機。国産です。



これは「ドリームリフター」。後ほど詳しくお話します。緑のフェンスで囲まれている内側がJA2012の地上展示エリアです。バスの中の我々がフェンスの中を見ているのか、フェンスの中から我々が見られているのか、ちょっと不思議でちょっと優越感を感じた一瞬でした。

ボーイング747LCF「ドリームリフター」

この不恰好な航空機は何者?Boeing747LCF”Dream Lifter”・・・世界でたった4機しかありません。日本ではここセントレアでしか見ることができないレアな航空機です。

ボーイングが787を開発する際に、世界中の協力企業でつくった部品をエバレット(787の組立工場がある場所)に運ぶためにわざわざ747を改造してつくりました。実際に改造を行ったのは台湾の長榮航太科技Evergreen Aviation Technologies (EGAT)です。

「えっ、何で台湾なの」って意外に思いますか? 筆者もそう思いましたが、台湾もかなりの実力を持っているということです。



写真左:後ろからの眺めです。胴体のお尻の部分がぽっかり開いています。ちょうど左方向からカーゴローダーに載せられた荷物がやってきました。
写真右:左斜め後ろからのショット。このカーゴローダーもドリームリフターのために特別につくられました。ドリームリフターが訪れる空港には必ず設備されています。787をつくるために、膨大な初期投資をする必要があったんですね。本日の荷物は富士重工業がつくっている中央ウィングボックス(背の低い方)と川崎重工業がつくっている前部胴体(筒状の方)です。ちなみに三菱重工業がつくっているCFRP製の主翼も、もちろんこれで運びます。



写真左:無事荷物が機内へと運び込まれました。この後、胴体のお尻の部分を閉じます。
写真右:お尻が閉じた状態。これで完了です。



ところでこのドリームリフター、大きな胴体や主翼をどこから出し入れするのかということが開発時に問題となりました。いくつかの案が出されましたが最終的にこのお尻の部分から出し入れする案が採用されました。

写真からわかるように2箇所のヒンジを中心に開閉します。
しかし、このヒンジだけではお尻の部分の重量を支えきれないため、大きなフォークリフトみたいな車(移動尾部支援車両と言うらしいです)の助けが必要です。
この車両はコンピュータ制御の誘導システムにより扉の開閉軌道に合わせて自動的に走行するという賢さです。カーゴローダーもそうですが、地上支援設備にもすごくお金をかけてます。

ドリームリフターの話が長くなってしまいました。写真だけではわかりにくいかもしれないので当日撮影したビデオをYoutubeにアップしました。ぜひ見て下さい。

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デジカメを手持ちで撮ったのと風がものすごく強かったのとで、かなり見苦しいのですが、様子はわかります。

地上展示機たち

主催者側としてはそれなりに努力したのでしょうが、正直言って筆者は地上展示してある航空機にはトキメキませんでした。滑走路見学ツアーやドリームリフターの積み込み作業の方が面白かったです・・というわけで、地上展示機の方は駆け足での紹介になります。



このハデでクラッシックな複葉機は米国WAKO社のYFMという1930年代に生産されていたもので、1986年に機体仕様を最新のものにして再生産が開始されました。「飛行機のサラブレッド」と呼ばれているらしいです。



空港用の消防車。モリタのMAF-125Aで12,500Lの水と800Lの薬液を搭載し車両重量が43トンもあるにもかかわらず約31秒で時速80kmまで加速し、最高時速は105kmだそうです。お値段は2~3億円!展示してあった飛行機よりも、むしろこちらの方が筆者にはカッコ良く見えました。



陸上自衛隊のOH-1観測ヘリコプター。要は偵察ヘリコプターです。コックピットは前後1人ずつの配置になっていて胴体幅は約1mです。そのため、普通のヘリコプターは「でっぷり」していますが、これは精悍な感じです。細身な体の理由は、レーダー反射面積を抑え、目視被発見を避けるとともに、前方から射撃された際の被命中率を下げるためだそうです。


航空自衛隊のC-1輸送機です。国産機です。1970年に初飛行した古い機種ですが今だ現役で活躍中です。後継機種としてC-2が開発され、初飛行しています。



でかいズータイにもかかわらず、飛びはなかなか俊敏です。この写真は入間基地航空祭で筆者が撮影しました。

このショー、次回の開催は場所も次期も未定だそうです。必ずしも同じ場所で開催されるとは限らないし、また4年に1回の開催では「間が空きすぎる」との意見もあり流動的です。筆者はせめて2年位1回程度の開催にしてほしいと思います。

【告知】第109回 型技術セミナー「ダイカスト鋳造技術・評価技術および熱間工具鋼への各窒化処理、PVD、ピーニングにおける表面特性評価研究成果」

型技術協会からの告知です。
今回のセミナーは、「ダイカスト鋳造技術・評価技術および熱間工具鋼への各窒化処理、PVD、ピーニングにおける表面特性評価研究成果」。

同協会で組織される型寿命評価研究委員会は、「金型の加工技術や表面安定化に関する共同研究・実験や関連技術の話題提供などを行ってきているが、近年、関連企業では熱間金型寿命向上の要求がコスト削減効果に大きく影響するために、見直しが行われている。また、評価試験方法では新たな提案がされてきている」とのことで、セミナーでは、ダイカスト鋳造機械の製造技術動向、実機による熱疲労挙動の解析および今年度実施してきた、磨き状態、熱処理の違い、窒化処理条件の変化による耐ヒートチェック性の成果および溶損特性の評価試験結果について参画している各機関から発表してくれる。

金型に関係する技術者は金型技術の新技術動向、金型寿命安定化、操業時の品質向上技術について有意義な講演となるでしょう!

開催要領は以下のとおり。

【開催日時】 2013年3月15日(金) 10:00 ~ 16:45
【開催場所】芝浦工業大学 芝浦キャンパス
東京都港区芝浦3-9-14
【主催】型技術協会(企画:型寿命評価研究委員会)
【協賛】日本金型工業会

●講演者
(講演順) 開会挨拶  安齋 正博 氏(芝浦工業大学)
司 会 : 安齋 正博 氏(芝浦工業大学)

1)10:00-11:00 『東芝機械の最新テクノロジー』
東芝機械(株)  久保木 勲 氏

2)11:00-12:00 『ダイカストマシンによるヒートチェック予測と湯流れ解析』
大同特殊鋼(株)  増田 哲也 氏

12:00-13:00 昼 食

司 会 : 日原 政彦 氏(九州工業大学)
「24年度 型寿命評価研究委員会 研究成果の発表」

3)13:00-13:30 『共同研究の概要(研究体制、実験条件、評価試料の性状)』
日立金属(株)  加田 善裕 氏

4)13:30-14:00 『熱間工具鋼の各種の窒化処理によるヒートチェック特性(1)』
山陽特殊製鋼(株)  舘  幸生 氏

5)14:00-14:30 『熱間工具鋼の各種の窒化処理によるヒートチェック特性(2)』
日本高周波鋼業(株)  菓子 貴晴 氏

14:30-14:45 休 憩

6)14:45-15:15 『熱間工具鋼の各種の加工面におけるヒートチェック特性(1)』
日立金属(株)  片岡 公太 氏

7)15:15-15:45 『熱間工具鋼の各種の加工面におけるヒートチェック特性(2)』
山梨県工業技術センター  佐野 正明 氏

8)15:45-16:15 『熱間工具鋼の各種の加工面における溶損試験結果(1)』
山陽特殊製鋼(株)  舘  幸生 氏

9)16:15-16:45 『熱間工具鋼の各種の加工面における溶損試験結果(2)』
大同特殊鋼(株)  森川 秀人 氏

■参加申込方法
参 加 費: いずれもテキスト1冊を含む
・会 員 20,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員)
・型技術協会学生会員 1,000円
・一 般 30,000円
※ 個人会員A入会申込付き 25,250円(ご希望の方は事務局まで問合せのこと)
内訳 : 参加費20,000円+入会金3,000円+2月入会時年会費2,250円

【募集人数】 40名
【申込締切】 3月7日(木)

※申込締切日後のキャンセル不可。参加費が発生する。

■申込方法■
オンライン申込↓↓下記アドレスをクリック↓↓
http://www.jsdmt.jp/03seminar/jsdmt-seminer109.cgi

1) 申込の際は、代金の振込方法と振込日を記入のこと。
参加費は銀行または郵便振替にて入金すること。
2) 参加決定者には参加券・請求書を送付する。当日参加券と引換にテキストを渡すので持参すること。

問 合 先 一般社団法人 型技術協会
〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
電話:045-224-6081  FAX:045-224-6082  E-mail:info@jsdmt.jp

OKKさんのプライベートショーに行ってきた

2月15日にOKK東京テクニカルセンターで開催された同社のプライベートショーに行って参りました。今回のテーマは「匠の技」。

私の狙いは・・・・・。
タイOKKが本格生産を開始した立形マシニングセンタ「VC51」。
タイで生産した「VC51」が日本で生産したものと変わらぬ精度を誇る! ということで日本製、タイ製を並べて行う実演加工を拝見することでした。

「VC51」

この「VC51」は、部品加工向けのコンパクトなマシニングセンタです。
環境に優しいグリース潤滑を主軸・ボールねじ及びリニアガイドに採用しています。切削排出を機械左側とし、クーラントタンクをスプラッシュガード下デッドスペースに配置することで省スペース化を実現したんですよ。

自動化対応の構造も魅力的でした。本体構造物に直接クーラントがかからないようクーラントシェルターを標準装備し、万全の熱変位対策を実施しています。ダイレクトターンAPCをオプションで準備し、テーブル前後にトラフを装備し、機外排出用チップフロー(コイルコンベヤはオプション)を標準装備し、切屑回収率を向上していました。

なんといってもクラス最高レベルの接近性も特長のひとつでしょう。
スプラッシュガード前面から主軸中心まで725mmで、「VM4Ⅲ」と同等の距離となっています。

で、この海外生産で加工したモノですが、被削材はS50C(モーフィングスパイラル加工)、S45C(フライス平面加工)、使用工具は日立ツールのφ11.0らフィン具エンドミル、φ10.0エンドミル、住友電工φ100.0フライス(S800 F500 Ae 80.0mm Ap4.0mm)。

美しいっ!

西日本・中部は2月22日(金)~23日(土)猪名川製造所展示室でプライベートショーが開催されますよ!

OKK 猪名川製造所地図詳細↓↓
http://www.okk.co.jp/company/office_win1.html

三井精機さんのプライベートショーに行ってきた

ただいま三井精機さんが「Action Greener! ~環境に優しく、地球に優しく~」をテーマにプライベートショーを開催中ですが、2月14日に本社工場へ行ってきました。

今回も講演内容が充実しています。
政策研究大学院大学 特任教授 橋本久義氏が「臥龍経済 日本の中小企業の行方 -- チャイナプラスワン?そら日本だろ!」をテーマに講演、加えて名古屋では、「エンジンの簡易切替ラインの現状と今後の方向性」をテーマにトヨタ自動車 エンジン生技 部長 岩井晋一氏が講演していました。

橋本教授のお話は聴講者を惹きつけます

工場では生産中の工作機械が見学できるということもあってワクワクします。
毎度感心するのはここの空調管理です。

マザーマシンを生み出す恒温環境

精機棟の概要は幅140m、奥行き100m、面積約14,000㎡、組立工場のスパン20m、天井高さ13mで、全ての部屋を空調しています。

設定温度に対して±0.4℃にコントロール可能で、時間的にも空間的(上下方向、水平方向)にも均一な温度分布を実現しています。二重構造の天井から床面に向けて大量の空調空気を送るため、極めて温度の安定性が高い仕組みとなっています。床付近では風速がほぼゼロ! なので信頼性の高いレーザー測定が可能なんです。

こんな感じ

同社の人気製品「Vertex550-5X」です。

この製品、今までは2万5000回転モノでしたが、今回なんと、30,0000min-1主軸を初搭載しました。2割もアップして小径工具の加工エリアを拡大しておりました。
つまりはCBNエンドミル仕様による高硬度材RC64の加工精度・面品位・生産性(加工時間短縮)の向上を実現したというわけなのです。

今度はねじ研削盤の登場です。同社で一番の新製品

なんと! ジグ研削盤が生産中でありました! 驚いたわ!

昨年のJIMTOFでも展示していた大型横型MC「HU100-5X」

この大きなマシンが数台並べられていてその存在感に圧倒されました。
組立だけで約2カ月ほどかかるんですって。このマシンを手に入れる方を今度取材したいわ☆

でね、ちょうど協賛メーカーさんも展示していたんですが、この中で来場者の評価が高かったのはBIGの愛称で有名な大昭和精機さんの「スマートダンパー」。突き出しの長い加工に優れた威力を発揮するとして、「加工現場に革新的な効果をもたらせた」って評判だったんですよ。

最後になりますが、三井精機さんの本社工場でのプライベートショーは本日(15日)で終了しましたが、名古屋、大阪は今月開催されます。スケジュールは以下のとおり。

●名古屋
(1)日時:2月26日(火) 10:30-16:30 27日(金) 10:00-16:30
(2)会場:名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区)

●大阪
(1)日時:3月14日(木) 10:30-17:00 15日(金) 10:00-16:00
(2)会場:大阪会館(大阪市中央区本町)

ねじ酒場☆

先日、友人たちとねじで有名な浅井製作所さんにお邪魔いたしました。
目的は・・・・宴会です☆ ごめんね、仕事じゃなくて(●∀●)ニヒ☆

この写真をよくみてください。
「あ、みたことある・・・どこで見たんだろう・・・思い出せないなあ・・・」
なーんておっしゃる方もいらっしゃるんじゃないかしら。

それもそのはず、もちろん、製造現場ドットコムファンの皆様ならば、以前取材をしているのを思い出したのかもしれません。

だけど、それだけじゃないのよ!!

最近でいうと1月19日(土)に放送された日テレさんの「ブラリ途中下車の旅」でタレント・スポーツコメンテーターの宮本和知さんが、浅井さんのところにブラリとお邪魔していたのを拝見したわ。

このテレビ番組を拝見した方は「あ、思い出した!」って、思わず膝を叩きたくなっちゃったでしょうね。フフッ。

いつも思うんですが、この「ねじや」の垂れ幕は下町風に言うと「粋」。
この店構え・・というか工場の佇まいに経営者のこだわりと個性が滲み出ていて、センスあるなぁ~と感心してしまいます。

この昭和チックな雰囲気がたまりません

でね、この工場内ですが実はドラマの撮影に使用されています。
そのドラマは―――――。

「妖怪人間ベム」でした!

ねじなめんなよ! いいですなあ~!

みんなでたくさん呑みました☆

おやっ! これはナッちゃんじゃないですか!

さて、永遠の少女だと言い張りたい私ですが、かなりの年月をこの業界とともに歩んできました。気がつけば企業規模を問わず、相当な数の産業界で活躍する皆様とお会いしてきております。

企業形態も様々ですが、「ヒト・モノ・カネ」の悩みは共通です。もちろん形態が様々なので、根本的な問題解決の手段はそれぞれ違うでしょう。

浅井製作所さんは、浅井さんが一人で切り盛りをしています。
浅井さんは見栄を張ることをしません。自分の足もとをしっかり見つめています。
自分でできることをコツコツと精一杯実直にやっていく。

自分のところで生産したねじを使用したお洒落なアクセサリーをネット販売に結びつけたこともそのひとつでしょう。新しいアイデアができたのは、聞いたところプライベート面の充実もあったとのことでした。

リラックスして何気ない話の中で、突然、クリエーティブなアイデアのヒントが出てくることもあります。浅井さんが日頃からいかに友人知人に恵まれているかが、理解することができました。

この本の中に浅井さんが登場しています。

子供向けとはいえ濃い内容よ☆

この本は地域経済論・中小企業論でおなじみの中村智彦神戸国際大学経済学部教授が監修したもので、企業の工夫や技術のポイントを、ビジュアル的にも写真をふんだんに使い、分かりやすく紹介しています。

浅井製作所名物のぞき

このように製造現場に興味を持つ人々を増やすための地道な努力と遊び心がいいね!

ヒマラヤンが暇しています

うちのヒマラヤンが暇のようで、ものすごく退屈そうな顔をしております。

さて、最近、私の愛用カバンに可愛らしいアクセが仲間入りいたしましたのでご紹介したいと思います。

女性はいくつになっても可愛いのが好きなのよね~

ズームしてみましょう☆

まったく違和感がございません☆

これはこの間、目黒寄生虫館を見学した際に購入したキーホルダーなの。
研究員が実際に採取した寄生虫を樹脂に封入していたものなんですよ。この寄生虫は「ニベリン条虫」といって、主にイカについているとのこと。アニキサスタイプと迷っている優柔不断な私に対し、研究員のお姉さんから「アニキサスよりも珍しいのでこっちをオススメいたします」とのありがたいアドバイスがありました。さすがは本物志向の方にオススメすると謳ってるだけあるわ(●∀●)キラリン☆

くぅううううううっ! たまらないっ☆

可愛いペットの写真を見せられると、くぅうううううっ! っとなってしまいます。
某自動車メーカー勤務・N氏の息子ちゃんたちのこの愛らしさったら!

さぁ、お仕事にお疲れのそこのアナタ! 疲れがぶっ飛ぶ可愛さに癒やされちゃってください! 

楽しくて仕方ないって感じが、た・ま・ら・な・い☆

もうね、可愛すぎてツライです・・・・

邪心のないこのつぶらな瞳! たまりません!

犬には「泣いている人間に対して犬は見返りを求めず平等に慰める」能力があるらしいですぞ。

ここに詳しく書いてありました↓↓↓(ロケットニュース24)
http://rocketnews24.com/2012/09/15/247741/

 

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