年別アーカイブ 2013年

無造作淑女

森精機の新しいロゴと新コーポレートマークが発表されたわ!

工作機械メーカーの森精機製作所が昨日(10月1日)、「DMG森精機株式会社」(DMG MORI SEIKI CO.,LTD.)に社名を変更しました。

2009年より業務提携している「GILDEMEISTER AKTIENGESELLSCHAFT」(以下、ギルデマイスター)も「DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFT」に社名を変更して、「One brand for the world」のもとに両社の社名を統一しました。

社名変更に伴い、コーポレートマーク、ブランドロゴ、ホームページも刷新! 

「工作機械業界では類を見ない、よりイノベーティブな製品をご提供するため、森精機とギルデマイスターの両社は協業関係をさらに強化します。『DMG森精機株式会社』として、伝統によって築かれた精度や技術を充実させ、世界中のお客様により信頼されるパートナーになりたいと考えています」とコメントしています。

新商号: DMG森精機株式会社  (英語名: DMG MORI SEIKI CO.,LTD. )
※DMGと森精機の間に「_(半角スペース)」はありません。

新コーポレートマーク

新ブランドロゴ

DMG MORI共通ホームページはこちら↓
www.dmgmori.com

DMG森精機 ホームページはこちら↓
www.dmgmoriseiki.co.jp

【お知らせ】「型技術ワークショップ2013inきたかみ ~イーハトープ発 ものづくり ~とどけ世界へ 感謝の想い~」

型技術協会が2013年11月28日(木)、29日(金)の2日間、ブランニューキタカミ(岩手県北上市)で「型技術ワークショップ2013inきたかみ ~イーハトープ発 ものづくり ~とどけ世界へ 感謝の想い~」をテーマに、講演会や懇親会、工場見学会を開催します。

開催にあたって実行委員長の廣瀬宏一氏は、「この度、皆様のご協力をいただき岩手県北上市にて第19回『型技術ワークショップ2013 in きたかみ ~イーハトーブ発 ものづくり ~とどけ世界へ 感謝の想い~ 』を開催する運びとなりました。東北は2011年3月11日に未曾有の大災害である東日本大震災に見舞われました。世界からの様々なご支援を頂いてきましたが、いまだ復興を遂げたとは言えない状況が続いております。その東北の地:岩手県北上市を会場として型技術、ものづくり技術の高度化および高付加価値化、関連技術の今後の動向について皆様と活発な意見交換を実施できますことは極めて大きな意味を持つと考えております。岩手県は、この地をイーハトーブと呼び、自らをデクノボーとして生活の向上に尽くした宮澤賢治の故郷でもあります。この地から、ご支援を頂いた皆様への感謝を込めて、東北のものづくりの魂を発信したいと祈念しております。第1日目にオープニング講演、特別講演、一般講演を行い、第2日目には各社のご協力を得て4コースの見学会を行います」と述べており、多くの皆様の積極的な参加を待っている。

開催スケジュールは以下のとおり。

●開催日
・2013年11月28日(木)、29日(金)

●会場
・ブランニューキタカミ (懇親会場は同会場コンベンションホール)
http://www.brandnew-k.com/access.html

■第1日目:11月28日(木)講演会、展示コーナー、懇親会
・オープニング講演
「産学官連携による「ものづくり」への期待」 
岩手大学 理事・副学長 岩渕 明 氏

・特別講演Ⅰ  
「東北に於ける現地調達への取組-工場は最高のショールーム-」
アイシン東北株式会社 顧問 奈倉 伸芳 氏

・特別講演Ⅱ  
「東日本大震災津波からの復興に向けた岩手県の取組~いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造~」
岩手県 復興局 理事兼副局長 佐々木 和延 氏

・一般講演  8セッション 48件 展示コーナー 、懇親会

■第2日目:11月29日(金)工場見学会
・Aコース: (株)東北佐竹製作所/シチズン時計マニュファクチャリング(株) 東北工場
・Bコース: アイシン東北(株)/トヨタ自動車東日本(株) 岩手工場
・Cコース: 盛岡セイコー工業(株)/(株)ミクニ 盛岡事業所 滝沢工場
・Dコース: (株)アイメタルテクノロジー 北上 北工場/及源鋳造(株)

*「型技術ワークショップ2013 in きたかみ」参加申込について*

1.期日
・11月28日(木)講演会、展示コーナー、懇親会/29日(金)工場見学会
☆各見学コースは別紙詳細説明を確認のうえ、申し込むこと(クリック)↓↓
http://www.jsdmt.jp/02workshop/pdf/19_factory_tour.pdf

2.講演会場
・プランニューキタカミ 岩手県北上市大通り1-10-1 (クリック)↓↓ http://www.brandnew-k.com/access.html
*懇親会場は同会場 コンベンションホール

3.申込方法
・オンライン申込(クリック)↓↓
http://www.jsdmt.jp/02workshop/jsdmt-workshop13.cgi

4.オンライン申込締切
・11月6日(水)
* 申込内容にかかわらず、オンライン締切日後のキャンセルは不可。費用が発生する。

5.参加費
(1)講演会(展示コーナー含)参加費.――会員 :8,000円 / 一般 :16,000円
学生  無料 (学生の論文集希望者 2,000円)
(2)11/28昼食弁当(茶付) :840円(会員、一般とも)
(2)懇親会参加費 :7,000円 (会員、一般とも)
(3)工場見学会参加費 :6,000円 (会員、一般とも)

<注 記>
1. 金額はすべて税込。
2. 会員の対象は型技術協会会員または協賛団体会員。
3. 工場見学会について(詳細は別紙参照↓↓)
http://www.jsdmt.jp/02workshop/pdf/19_factory_tour.pdf

3-1 工場見学会への申込は、28日の講演会申込者および講演者に限る。
3-2 同業者の方は断る場合がある。
3-3 各コースとも午前のみ・午後のみの受付は不可。
4. 申込者には参加券、請求書を発送する。ただし、工場見学会へ申込の場合は、参加可否が確定してからの発券となるので、申込から発券まで日数がかかる。

7.問合先
一般社団法人 型技術協会 
〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室
TEL 045-224-6081 FAX 045-224-6082 Eメール info@jsdmt.jp

読んでくれてありがとう(●∀●)

22日に放送された「ほこ×たて 日本タングステンVSイワタツールと連合体」の解説記事に多くの反響がありました。

あらためて読んでくださった皆様と熱いコメントを書いてくださった皆様に感謝いたします。
こんなに反響があって嬉しい限りです
俄然ますますやる気になってまいりました(←単純ね)

みんなの反応はコチラ↓
http://b.hatena.ne.jp/entry/seizougenba.com/node/3233#tab-all-bookmarks

ソーシャルニュース「Ceron(セロン)」はコチラ↓
http://ceron.jp/url/seizougenba.com/node/3233

日本には優秀な企業がいっぱいあります。
基礎開発の部分は、ほとんど目立ちません。
おそらく取り上げても派手さがなく、難しいので、扱いにくい分野なのかもしれませんね。

ですが、こういった基礎開発の分野は世界に向けて日本の強みを発揮できる分野です。
地道にコツコツやっている皆様方のご苦労があってこそ、われわれの生活に必要なものができるんですね。なんて素敵なことなんでしょうか。

製造現場ドットコムでは目立たなくても、企業規模が大きくても小さくても、素晴らしい技術・技能を持った企業、頑張ってる人にスポットを当てております。たまにはサイトをのぞいてみてくださいね。面白い発見があるかもしれませんよ☆

ユキワ精工に行ってきた☆

新潟県といえば金属加工業を連想する方も多いと思いますが、その中でも小千谷市って特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富なのよね。

国内製造業の中でも他の地域と比べて注目すべきところがあるのよ。
それはね、製造業の経営環境は世の中の景気に大きく左右されるもので、当然、景気が悪くなるとリストラが増加したりしちゃうんだけど、なんと小千谷の製造業って、どんなに世の中の時流が悪くても、従業員数は変わらない地域なんです。

リーマンショックが起きる前も、リーマンショック後に大ダメージを受けても、そして現在でも従業員数があまり変わらない――――ということは、それだけ企業の基礎体力が強いことを示しているということです。

そんな小千谷の優良企業のひとつがユキワ精工なんだけど、ここに先日、ちょいとお邪魔してきました。酒巻常務からいろんなお話が聞けて、あたしったら、またひとつお利口さんになっちゃったわよ。(●∀●)ウフ☆

燃え上がれ~燃え上がれ~燃え上がれ~~熱処理~♪

ここの主要製品はドリルチャック(国内シェア80%)だけど、専用コントローラや搭載機械のNC装置により、ワークの角度割出を行う機器、“CNC円”テーブルもなかなかのシロモノ。
ちなみにユーザーさんからの質問等も応えてくれます。

チャックの性能テストもバッチリ確認! ハイレベルな方は加工音でも違いが分かる!

ユキワ精工は昨年、機能美を追求した「グリーンG1チャック」が日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞 中小企業長官賞を受賞しています。高速・重切削時に発生するびびり振動を抑制するため内部に振動減衰機構を設けることで、工具への負担が大幅に軽減したというこの製品は、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」に出展しますので、ぜひ、お時間のある方は同社のブースを見学してみてくださいね☆

グリーンG1チャック

十五夜お月様

昨日は十五夜と満月が重なる貴重な日でした。
これを逃すと次に拝めるのは8年後―――というわけで、巨砲レンズ出陣! 撮影しました。

ニッチな切削工具メーカーの栄工舎が面白い!

近年、切削工具の性能がもの凄く良くなってきているけれど、それでも最終段階で精密な部品の仕上げをするのにはリーマが必要ですね。

リーマ生産量日本一の会社が東京都大田区にあるんです。
その名は栄工舎。もともとリーマから出発した会社なので、この分野ではトップシェアを誇っています。そんな栄工舎にこの間お伺いしたんだけど、栄工舎の工具ってニッチな分野では大活躍しているのよね。

超硬リーマの動画よ↓↓

http://



同社の熊田 実 営業技術部部長は、「切削工具の性能が良くなってきましたが、やっぱり精密な部品の最後の仕上げをするのにリーマは必要なんですね。大手が撤退していった分、うちはとことんやろう、という流れになりました。うちは溝加工や面取り加工など、痒いところに手が届くような工具が得意なんですよ」とのこと。

実は栄工舎、パンフレットがそのまま技術資料になっちゃうところが面白い。
同社のホームページにはカタログがダウンロードできるようになっているんですが、人によっては、「紙でくれ!」と言うんですって。これは、パンフレットが細かくて親切丁寧に製品のメリットを最大限に活かす工夫がされているってことなんでしょうね。

ちなみに栄工舎の商品アイテム数は2万8000! 膨大よね。

その中でも、ダントツ、ユニークで画期的な切削工具は、『超硬ソリッド球面カッター』。なんと280°の工具なの。

280°の工具は栄工舎だけ!
280°の工具は栄工舎だけ!
製造現場ドットコムとしては、“どこにもないもの”は大好物! 初めてこの工具をみたときには衝撃が走ったもの。

ボールエンドミルではできない加工もできるうえ、5軸加工機による複雑形状にも対応できるという画期的な工具であり、280°の工具は世界中どこを探しても栄工舎しかありません。

ところで、ニッチなところで大活躍をしている同社の活躍の場をほんの一例ですがご紹介しましょう。

戦闘機の尾翼の方向舵(ラダー)の穴は超精密です。この重要部に同社のリーマが大活躍しているんですね。なんと、この穴の精度が狂うとマッハ2.3で飛んでいる戦闘機が墜落しちゃうんですよね。
他にも某航空機メーカーにも使用されている同社の工具。

穴加工というのはとっても奥が深いですね。

栄工舎は来月、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」に出展しますので、ぜひ、お時間のある方は同社のブースを見学してみてください。

熊田部長が親切丁寧に加工について相談に乗ってくれます☆

工具業界の小林製薬! ダイジェット工業のネーミングセンスが素晴らしい!

先月、新製品情報としてニュースにも掲載しましたが、ダイジェット工業が先月、超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」を追加し発売しました。この商品は、超硬シャンクが一体化された高能率加工用ホルダなんですが、これほどネーミングだけで、どんな製品なのか想像がつくなど、訴求効果の高い製品名はないでしょう。

ワタクシ勝手にダイジェット工業を工具業界の小林製薬と呼んでいますが、ネーミングセンスが抜群で、いつも感心させられます。

そこで今回、この「頑固一体」という商品名がどうやって生まれたのか、ちょいと広報担当者に聞いてみました。

ある日、某支店長のHさんと一緒にお客様を訪問していたTさん。
その帰り道の車中で、「超硬シャンク一体アーバー」の話題になったとのこと。当時はまだ商品化未定の企画段階だったそうです。

「もし発売するなら商品名を考えねば」

ということで、こんな商品名、あんな商品名、という感じで雑談をしていたそうな。

同社のモジュラーシリーズ、なかでも超硬シャンク「頑固一徹」はその商品名のインパクトから、お客さんから市民権を得ている商品でもあります。

そんな中、この「頑固一徹」のイメージの延長線上で、「頑固△×※」みたいな冗談を交えながら、片っ端から思いつく商品名を出し合っていると―――Tさん、突如ひらめいた!

そのときの感想をTさんは振り返ります。

「『頑固一体!』超硬ホルダの『頑固』とツーリングが『一体』になっている・・・・これしかない! って感じでした。そもそも、私はこういうセンスはどちらかというと無い方なのですが、ごくたま~に逆転満塁ホームラン的なアイデアが突如浮かぶ事があります」としみじみ。

実際は名前は決まったものの、そこから商品化に至るまでは数ヶ月を要することになったそうですが、先日、やっと日の目を見た「頑固一体」に、Tさんは愛情たっぷり。嬉しい事にそのネーミングを気に入って頂き、ご注文の予約を入れて頂けるお客様がいるとか・・・・(笑)

実はワタクシ、工業製品もネーミング戦略が必要だと密かに思っております。
ダイジェット工業の高度なセンスに拍手ですね!

ダイジェット工業は、「これからも商品名に負けない素晴らしい工具を皆様に提供するべく努力して参る所存です」としています☆

ところで、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」にダイジェット工業が出展します。強烈なインパクトを与える工具がズラリと並ぶ予定ですので、製品名に注目しながら見学すると、面白さも2倍よ!

【予告】『ほこ×たて』日本中を熱狂させたあの「金属VSドリル」が放映予定だゾ! 

タカアンドトシが司会をつとめる「ほこ×たて」(フジテレビ系列)の人気企画といえば「絶対に穴の開かない金属VSどんな金属にも穴を開けられるドリル」ですね。

製造現場ドットコムのサイトも毎度、「金属VSドリル」の解説記事をアップしたとたん、サーバーがダウンするほどの白熱ぶり! 

というわけで――――。
全国の製造現場ドットコムファンの皆様に一足先に教えてあ・げ・る(●∀―)☆

なんとなんと、9月22日(日)19:00から「ほこ×たて 絶対に穴の開かない金属VSどんな金属にも穴を開けられるドリル」(フジテレビ系列)が放映予定となりました。

日本タングステンが持参する超難削材に、イワタツールが挑みます!

イエ―――――――――――――イ!

今回はね、ちょっと今までと違うのよ。
え? なにが違うかって? 
知りたい(●∀●)?

では続きはまた明日のブログで――――。

―――――――なーんて言うわきゃないでしょ!

対決した工具はイワタツールのほか、トップクラスの技術を持った優秀企業が連合体として参加し、特殊技術を切削工具に注入! 熱い戦いが繰り広げられました。

今回もまたFA業界専門媒体の記者たちも集合してその行方を見守ったの。
あたしも毎度のことだけど今回も性懲りもなく大量の化粧品を持参して現場に駆け付けたんだけど、キョーレツな夏の日差しでファンデーションが溶けちゃったわ(笑)

業界専門記者の想像を遙かに超える基礎技術のぶつかり合いは必見! 

対決を思い出すと自然と目頭が熱くなってくる私。
そりゃそうよ。バラエティーといえども、真剣勝負よ! この対決が実現するのも、皆様の血の滲むような開発努力があってこそですもの。

9月22日(日)は、フジテレビ系列列「ほこ×たて」で真剣に基礎技術を開発し、勝負に挑む皆様の姿をとくとご覧下さい。間違いなく超絶感動がアナタを襲うことでしょう。
したがって、大きなお世話ですが、お手元にはハンカチ&ティッシュのご用意をオススメします。

番組終了後は大好評につき、製造現場ドットコムのトップページにてホットでナウな解説記事を掲載いたします。
いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方、不肖那須直美、今回も力を込めて書くわよ!
こちらもお楽しみに!

素敵なお箸☆

連休中に、ものすごい台風が日本列島を横断しております。

目黒川もこんな状態でした

さて先日、スカイツリーの展望台の構造部品を手がけた麻布成形の中村社長さまからお箸をいただきました。
それがあんまり素敵だったので、ご紹介いたしましょう。

伝統技術を3代にわたり受け継いだ鹿児島の竹工芸の老舗「重久工芸」のもの

竹の代表格「孟宗竹」を高熱によっていぶし、細く削り込んで丹精込めて仕上げられたという素晴らしいお箸です。

大切に使わせていただきます。
ありがとうございました☆

半分しかないお月様

今日は小千谷にいってきました。とっても楽しいお話をきけた一日でした☆
うちに帰ったら、仕事場の窓からお月様が見えました。

※記事および画像の無断転用禁止