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ゴールデンウィークも過ぎて・・・・
皆様ご機嫌いかがでしょうか。
ゴールデンウィークもすっかり過ぎました。
わたしも休養するため、お休みをしました。
なんだか休養する、となると、どこか後ろめたい感じがするのは何故でしょう。
昭和生まれのサガでしょうか。
といいつつも、時には「わたしだって人間よ。休みますよ!」と、正々堂々とすることにしました。
お陰様で仕事が押しておりますが、頑張ります。
桜が終わっても、それはそれでなかなか風情があります。
試してみましたシリーズ☆
先日の東京ビッグサイトで開催されたINTERMOLD2017で、バリ取りの自動化を推奨しているジーベックテクノロジーさんの目玉企画、「研磨コンテスト」にチャレンジしてみました。このコンテストは、NAKのテストピースを3分間でどれだけ綺麗に磨けるかを競う――というものですが、これが案外難しい!
プラモデルを製作するときの要領で、粒子の粗い砥石から順番に使用していったんですが、ぜんぜんピカピカにならない! 磨いたテストピースの面粗度をその場で測定し、Raの仕上がり具合をチェックするのですが、散々な有様でした(笑)
必死にシャコシャコと磨いております
金属を手動で磨く、というのはとても根気がいる作業だと改めて思い知らされました。
INTEMOLD2017でみた各社のレポートは、5月の製造現場ドットコムに掲載いたしますのでお楽しみに!
もうひとつ、ニュースでも掲載していますが、先日、日本マイクロソフトさんと小柳建設さんが、Windows 10 を搭載した世界初の自己完結型ホログラフィック コンピューターMicrosoft HoloLens(マイクロソフト ホロレンズ)を活用したプロジェクト「Holostruction(ホロストラクション)」の推進において連携すると発表しましたが、この「Holostruction」を実際、試してみたところ、これがまたまぁ、ビックリ!
バーチャルなんですが、非常に臨場感が溢れます。橋からおっこちそうにもなります。実際にその場にいるみたい! どんどん工事が進んでいく様子も分かります。部屋の中でこの機器を使うと、ハタからみたら、空間に向かって指を動かしているので、なんだか妙に映るかもしれませんね(笑)
分かりにくい狭い箇所等など問題点を予め気付くことができるメリットは大きく、時間短縮や、はたまた情報共有化も進むことでしょう。
この技術は、製造業界でも応用できると睨んでいるわたし。実際、平野 日本マイクロソフト社長は、「幅広い業種の方がビジネスでどのように活用できるか検討している」と話していました。
重量も気になりません
【お知らせ】4月22日(土)にBSジャパンでDMG森精機が登場するゾ!
明日の22日(土)、17:30からBSジャパンで放送される番組で、DMG森精機さんが取り上げられます。
全ての機械の産みの親となるマザーマシン―――つまり工作機械の重要性を、産・官・学の視点から読み解く内容なので、見応え間違いなし!
■放送予定
放送日:4/22(土)17:30~18:00
放送局:BSジャパン
番組名:「未来のくらしと産業を支える!マザーマシン物語」
美工連携 その2
先日のブログにもちょいと触れましたが、今回のINTERMOLDは、微細モノのサンプルに、ついつい目がいきました。
前回書いたブログには、女性にはたまらない美容方面からのアプローチを掲載しましたが、今回は装飾関係のサンプルをご紹介したいと思います。
この美しい時計とコンパクトは碌々産業さんのブースにあったサンプルです。
碌々産業さんといえば、微細加工機でも有名ですね。マシン自体の美しい外見からも同社のこだわりを感じます。
これも美工連携のひとつでありましょう!
光り輝く時計
繊細な模様を施したコンパクト
わたくしにとって今回の展示会は収穫がいっぱいありました(●∀●)
次回の製造現場ドットコムでは、展示会の会期中にバッタリ出くわした機械・工具・周辺機器メーカー社長様への駆け足インタビューを掲載いたしますので、お楽しみに☆
美工連携! マイクロニードルの技術でシワをぶっ飛ばせ!
先日開催されたINTERMOLD2017で取材をしていたんだけど、ここで衝撃が走ったことがありました。
まぁね、女性はなにかとお肌が気になるというもの。気にならない人もいるとは思うんですが、わたしは気になる。特に目元! ほうれい線!
でね、しょぼしょぼと必至でシワをなんとか出来ないか、と日々、メイクの研究やら、基礎化粧品の研究やら、メイクの研究やら、基礎化粧の研究やらをしているわけよ。こんなに研究熱心なんだもの、ファンデーションを塗りたくりながら、腹の底で「補助金を貰いたいくらいだ」と思ってるくらいよ。
化粧のノリが良ければ、モチベーションがあがるじゃない? 10代のときは、前髪がキマらないと、1日ムダにしたような気分だったけれど、この感覚に近いものがある。大人になっても変わらない。一見、くだらないことなんだけど、日々のヤル気って、ささいなことに左右されるものなのよね。
あら本題から逸れちゃった。
衝撃が走ったというのはね、最近、針状のパックで、目元等にハリ感アップという、女性にはたまらない商品を見つけたんだけど、これがねぇ、まぁ、驚きの効果があるわけね。ちょっと高いけど、非常に良い商品なのは間違いない。簡単に説明すると、顔に付ける面には針状になっている。
針状、というのはなんだか恐ろしい気もするんだけど、触ると紙やすりみたいな感触。目元に貼り付けると、若干ザラッとする。おい、本当に肌に良いのかよ? って感じですが、このザラっていう感触こそが針状の有効成分なのよ。コイツを気になる目元に貼り付けて眠れば、翌朝は目元にハリが! つまり寝ている間にゆっくり時間をかけて有効成分が肌に直接浸透するという仕組みになっているのね。
大人の事情で商品名は伏せますが、このマイクロニードルの技術に一役かっているのが、微細工具で有名な日進工具さんと、工作機械メーカーの牧野フライス製作所さんなのよ。
ちょうどINTERMOLDの会場内で取材をしていると、加工サンプルとして見たことのある拡大写真があったじゃないの。こ、これは! 間違いない! アレだわ! とピンと来たわ!
残念ながら、加工サンプル写真は掲載できませんが、針の先端径は5µm。商品にするためには、びっくりするほどの微細穴が大量に必要なんですね。ああ、もう、これ以上は書けません。
日進工具さんの工具
牧野フライス製作所さんの機械
わたしのしょぼくれた目元にハリを与えるこの商品、まさに彗星のごとく現れた救世主そのものですが、こうした技術がなければ出来ないシロモノだったんですね。やっぱりモノをつくるモトの世界は面白い!
さてさて、今回のINTERMOLDを拝見した感じでは、微細加工が目立ちました。
「医工連携」、という言葉がありますが、まさに「美工連携」!
微細加工といえば、医療分野はもちろんのこと、装飾のような美しさに直結するサンプル展示も見応えがありましたので、この話はまた後ほどブログにて☆
【お知らせ】小千谷鉄工電子協同組合の「技の見える化展示」と「発表会」
小千谷鉄工電子協同組合(理事長=木村敬知 第一測範製作所社長)が、設置している小千谷市総合産業会館サンプラザ内の産業展示コーナーがリニューアルされました!
金属加工業で有名な新潟県の中でも、小千谷市は特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富なのは、製造現場ドットコムの読者の方であればご承知の通りだと思いますが、同組合にはなんと、3,000 名以上の従業員が従事しています。
工場出荷額は法人向けになんと年間600 億円をもあげており、高度な技術力による製造品は、国内外問わず世界から注目を集めているという優秀地域でもあるんです。
木村理事長は、以前、取材をした際にも、「製品の主要部品などを担っていますが、小・中学生や高校、大学生はもとより、市民などでもその技術力や製造品そのものが理解されにくいのが現状です」と述べていました。
現在、地方創生において若年層に向けた教育が欠かせない中で、小千谷市では生徒や児童に向けてキャリア教育が積極的に推進され、着実に評価されています。
今回は、「組合企業が協力し、気付きを与えることができるように仕掛けました」とのことで、サンプラザという立地を活かし、「技の見える化」に向けてパネルや興味深い実物を展示するとのこと。
展示概略
■展示発表会
【日時】平成29年4月10日(月) 10:30~
【場所】小千谷市総合産業会館サンプラザ2F/産業展示コーナー
(新潟県小千谷市城内1-8-25)
●マイクロメートル(μm)の世界
子供たちにマイクロメートルの体感をしてもらう。
●丸物の活躍
組合企業が得意としている丸物製品の一例。
●旋盤加工の不思議
旋盤をつうじた加工の応用例。
●精密部品が組込まれた装置(2点)
子どもたちが興味をもつ精密部品のあり方。
●技能承継
技能検定をつうじたテクノ小千谷名匠塾の取組みについて。
「INTERMOLD2017 金型展2017 金属プレス加工技術展2017」特別企画では中小企業経営者セミナーも充実
今回の「INTERMOLD2017 金型展2017 金属プレス加工技術展2017」の特別企画では中小企業経営者セミナーも充実しています。
「主役や中小企業だ! 次世代ものづくりへの課題」をテーマにして、第一部は(株)エムアイモルデ 代表取締役 宮城島俊之氏、(株)狭山金型製作所 大場 治氏が、第二部はエムケーカシヤマ(株)代表取締役社長 樫山剛士氏、(株)サイベックコーポレーション 平林巧造氏がそれぞれ登壇いたします。
日時
第1部:4月13日(木)10時30分~12時30分
会場
インターモールド会場内 第1テクニカルワークショップ会場
定員
80名(事前登録製・参加無料)
*登録については午前、午後と個別登録となる。
司会
羽田詩織氏
第1部
(1)「小さな金型メーカが挑む、事業転換と海外進出と企業連携のススメ」
(株)エムアイモルデ 代表取締役 宮城島俊之氏 10時30分~11:15分
(2)「ものづくりで世界を幸せに! 狭山金型の海外展開」
(株)狭山金型製作所 代表取締役 大場 治氏
(3)懇親会12:00~12:30
*コーヒーブレイク 名刺交換会、参加無料
▼第1部の申込みはコチラ▼
https://www.intermold.jp/seminar/sp/12/
第2部
日時
第2部:4月13日(木)15時00分~18時15分
会場
インターモールド会場内 第1テクニカルワークショップ会場
定員
80名(事前登録製・参加無料)
*登録については午前、午後と個別登録となる。
司会
羽田詩織氏
(1)「中小企業の事業継承-継承・再生・M&A-」
エムケーカシヤマ(株)代表取締役社長 樫山剛士氏 15時00~15時45
(2)「『進化』するもの創りとサイベックの経営戦略」
(株)サイベックコーポレーション 代表取締役社長 平林巧造氏 15:45~16:30
(3)懇親会
16時45分~18時15分
*立食懇親会 名刺交換会 参加無料
▼第2部の申込みはコチラ▼
https://www.intermold.jp/seminar/sp/13/
未だ全開じゃないのよねぇ
桜の季節ですが、近所の桜がまだ満開ではありません。しかも、平年より寒い!
毎年出ている露店のいちごシャンパンも震えながら呑みました。
こういうときは熱燗のほうがいいですね☆
さて、今日は新年度のスタート!
はりきっていってみよう!
・・・・といいたいところなのですが、化粧品が切れていたのにもかかわらず、昨日は桜に気を取られてすっかり買い物をするのを忘れてしまいました。本日、顔面加工の精度がいまいち悪くてテンションがダダ下がりです。夕方、出かける前に買いに行こうっと。
【注目の講演】「INTERMOLD2017/金型展2017/金属プレス加工技術展2017」
4月12日(水)~15日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「INTERMOLD2017/金型展2017/金属プレス加工技術展2017」展では、併催行事も満載です。
今回ご紹介する講演は、中川 威雄 東京大学名誉教授の講演です。
中川先生は、東大生産技術研究所で、プレス加工、金型成形、切削や研磨加工等の新技術の開発に注力し、ファインテック会長、鴻海精密特別顧問、昨年からはシャープ取締役として活躍されているほか、ファナック、ツガミ、OSG、日本電産等の非常勤役員・顧問を務めていらっしゃいます。
いずれも注目度抜群の企業ということもあって、国内外の製造業については、知識も桁外れに豊富。きっと面白いお話しが聴けることだと思います。
今回のテーマは、「日本の製造技術の底力に期待する」
中川先生に、これまでの経験談や、国内製造業のおかれている厳しい現状、さらには先生の持論である「モノづくり技術開発は日本に限る」といった意味を知ることができると思います。
聴講は無料です。事前登録制となっていますので、お早めに!
▼事前登録はコチラ▼
https://www.intermold.jp/seminar/sp/2/
テーマ:「日本の製造技術の底力に期待する」
講師:東京大学名誉教授 中川威雄氏
日時:2017年4月12日(水)13:30~15:00
会場:東京ビッグサイトレセプションホールB
定員:約450名
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