快挙! DMG MORI SAILING TEAM、新艇初戦で大西洋横断! 「The Ocean Race Atlantic」で3位入賞!

The Ocean Race Atlanticに出場したメンバー
左から順にサマンサ・デイヴィス選手、白石 康次郎選手、ニコラ・ルンヴェン選手、
守屋 有紗選手、アンヌ・ボージェ氏

 

 DMG MORI SAILING TEAMが、新艇「DMG MORI GLOBAL ONE」で挑んだ初戦、大西洋横断ヨットレース「The Ocean Race Atlantic」で3位入賞を果たした。

 しかも、新艇の進水からわずか2カ月。チームとして初めてフルクルーで挑んだレースで、いきなり表彰台を獲得する快挙となった。

 レースは9月1日にニューヨークをスタート。スキッパーの白石康次郎選手をはじめ、ニコラ・ルンヴェン選手、サマンサ・デイヴィス選手、守屋有紗選手の4人が、3,250海里に及ぶ北大西洋横断に挑んだ。

 航海は決して平坦ではない。レース開始から3日目には、30~35ノットの強い横風と大きく発達した波に直面。そんな過酷な海況の中でもDMG MORI GLOBAL ONEは力強い走りを見せ、上位争いに食らいついた。

 そして終盤には、4日間にわたり首位を維持!

 最終日の朝まで首位を維持、優勝を射程に捉えていたが、ブルターニュ沖で風が弱まると後続艇が猛追。ゴールまで残り50海里を切ったところで首位を譲り、最後まで続いた激戦の末、3位でフィニッシュした。2位艇との差はわずか13分だった。

 北大西洋3,250海里を走破したタイムは8日0時間1分40秒。また、守屋有紗選手は、アジア人女性セーラーとして初めて大西洋横断を成し遂げる歴史的な快挙を達成した。

 白石選手は「初レースでの3位は非常に価値のある結果」と手応えを語っている。

 新艇初戦で、いきなり世界の強豪と優勝争い――。DMG MORI SAILING TEAMは今回の経験を糧に、2027年の「The Ocean Race」、そして2028年の「Vendée Globe」へと挑戦を続ける。