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ハステロイの指輪についてお問い合わせの件

先日、ハステロイで指輪をつくりたいのですがお願いしたい。価格を教えて欲しい。シンプルなものでいい――との旨、お問い合わせがありました。

弊社はマッチング会社ではないのですが、問合せをいただいたものについては、わたしの知っている限り、極力お応えしようと思っております。

さて、この件につきまして、お問い合わせをいただいた方のメ―ルアドレスがエラーで戻ってきますので、こちらで返答させていただきたいと思います。

ハステロイは、材料が高価なうえ、非常に加工が難しいという難削材中の難削材でございます。耐熱性はあっても柔らかくて粘っこくて刃物に溶着するので刃物が持ちません。したがって、ハステロイでつくる指輪はとても高価なものになります。ハステロイはステンレスの仲間のようなものなので、ハステロイにこだわらなければ、材料費が高価な指輪をつくるより、スーパーステンレス(SUS312L)の方でも良いかと思われます。

複雑なジュエリーも作れる腕の良い加工やさんが1社あります。ここはハステロイの加工も経験しておりますが、「大きさと具体的な形を教えていただきたい」とのこと。それにより、つくれるかつくれないか、判断したいとのことでした。

なお、別件ですが、タングステンカーバイトとハステロイは材料特性が全く違いますが、指輪続きということで、弊社では、超硬指輪について注意喚起をしております。

超硬指輪の危険性について↓
http://seizougenba.com/node/1929

お問い合わせありがとうございました☆

オーエスジーさんの楽しいブース

オーエスジーさんのブースは電飾をうまく使用されていて楽しいつくりでしたね。

画像が揺れていますがご勘弁!





今回、有名なバリスタさんが登場! タップマークがイカしてる!




ビールだって、ほら!

栄工舎でみたニッチな工具

JIMTOFネタがつきません。
現在、総まとめを書いているのですが、どうしてもニュースで書ききれない、あるいは文章よりも分かりやすく動画で皆様に見せたいものがあったりと、いっぱいあるんだもんね。

なので、ブログをつかってどんどん掲載していくので、覗いてみてくださいね。

さて、栄工舎さんといえばニッチな工具で有名ですが、航空機用なども出していましたのでご紹介しましょう。

航空機用スペシャルツール

超硬ソリッドファイバー用カッター群

超硬ソリッドファイバー用カッターにほどこされた最新コーティングで、なんと耐熱温度1100℃以上、硬度はHv3500を実現することができたんですよ☆

笑顔が素敵な説明員さんが眩しいくらいに輝いてた!

JIMTOFの会期前に安田工業さんの工場内を見学しました。

このとき、同社の女性事務員さんがJIMTOFの会期中に重要な役目である説明員に抜擢され、一生懸命練習をしておりました。その練習の成果が気になるわたし。どんな風に説明をしているのかな。頑張ってやってるかな? ううむ、気になる。

前記事はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/4771

メーカーさんといえども、事務員さんですから機械と接触することは少ないと思います。
あれこれいっても、なんていったって世界のYASDAです。YASDAのマシンを手に入れたい! と切望されている方も多く存在します。その人気っぷりは初日だというのにこのとおり! 国内外からたくさんの人、人、人!



写真すら撮れずいったん退散!




このときは、彼女の姿をみることができなかったのですが、別の日にのぞいてみると、いらっしゃいました!

来場者にしっかり説明をしています☆

製造現場で活躍されている方や、加工にうるさい猛者達を前にしても、ちっとも怯むことはありません。なかなかの度胸っぷりをみせてくれました。

組織が大きいと部署ごとで業務内容は全く違うのは当然ですが、畑が違っても前向きに取り組む姿はなかなか心打つものがあります。おそらく、この日のためにいろんなことを想定しながら諸先輩方に鍛えられてこの場に立っていると思うと、あらまぁ、ちょっと涙腺がゆるんじゃうわね。

どんな仕事でも光と影があります。表舞台に立ってキラキラと輝いている彼女の姿の裏には涙ぐましい努力があったんですよ。

慣れない立ち仕事なのに疲れをまったく見せないこの笑顔! ステキです

このマシン、実は、「現場に精通した方じゃなくても、すぐに使いこなすことができる!」というコンセプトがあります。なかなかやるじゃない! 
安田工業さんの人材に対する考え方も今の時代にマッチしていると改めて認識しました。

マキノブースにて貴重なひとこま

牧野フライスさんのブースでマシンの説明を受けていたところ、黒田経済産業省製造産業局長と牧野社長がちょうどお見えになられました。貴重なツーショットです。

同ブースにて、別のマシンの前では、テレビ番組の取材が入っていました。
マシンを説明される方の緊張が伝わってきましたよ。

このあと放送されたのですが、この日の私はテレビを観ることが出来ず残念!
マキノさんのものづくりの姿勢が十分伝わる良い内容だったとお聞きしております。
ああん、観たかったなあ・・・。

JIMTOFまとめ☆ これからニュースで掲載しきいれないものをどんどん更新するわよ!

この1ヶ月半、ほとんど睡眠時間もままならず、仕事場も廃墟と化してしまいました。
脱ぎ散らかした衣類は散乱し、汚いのなんのって。

この水・木で、すっかり廃墟と化した仕事場もなんとか整理し、冬の買い物をしました。たくさんの時間を睡眠に当てることができて、ぐっすり眠ることができました。お陰で体力も回復しましたよ!

さて、JIMTOFも大盛況のうちに終了しました。
今年は初日から来場者でいっぱい。設備投資意欲をビンビンに感じました。

ギョーカイを彷徨いている記者達も、今回の人の多さにはビックリ。
わたしも商売の邪魔をしないよう、最大限、気を遣ったつもりでしたが、あらやだ! まだまだ見たいものがあったのに、回りきれていないものもあって、若干後悔しているの。 

それでもね、キモは押さえたつもりよ、キモは☆

近々、まとめたもの掲載するので楽しみにしていてくださいね。

でもさ、ニュースはニュースゆえ、書き方に限度があるのよね。
掲載しきれない細かいことは、このブログで随時更新していくので要チェックよ(●ωー)☆

取材中↓ 写真、うまく撮れてるかな?

【JIMTOF】キサゲに挑戦! →すぐにへこたれる。

昨日から東京ビッグサイトで開催されているJIMTOF2014。
初日からすんごい人が集まっていましたね。設備投資意欲も上向いてるのが分かります。

昨日は、併催行事であるキサゲに挑戦してきました。
私としては、絶対にチャレンジしたかった企画。よっしゃー! 挑戦よ!

教えてくださったのは、牧野フライス製作所のキサゲ軍団。
同社では、キサゲ職人の育成・継承もスムーズにいっているようで、どんどん職人達が生まれているんですって。

教えて貰ったとおり、腰にノミ状の工具を当てて、コツコツと鉄を削ってみましたよ。
コツコツコツコツ・・・・・・。

ところがどっこい!

これが想像を遙かに上回る大変さだったのよ。
なにより、手というのは、若干クセがあるんですね。まず、ノミ状工具を平行に持つことができないのよ。やってるうちに、どうも工具が傾いてしまう。

ギュイッ―――! あらやだ!
激しいキズがついちゃった! って感じ。

教えて貰ったとおり、一生懸命、コツコツとやってみる。下を向いてコツコツ削る・・・工具は平行に・・・コツコツコツコツ・・・。うう、これ、ものすごい集中力が必要やんけ!
あぁ、ただでさえ、集中力が欠けている落ち着きのないわたし。もうダメ・・・。あぁ、気が遠くなってきたわ・・・。

途中で、オエッ(←吐き気)ってなっちゃった。腰もめちゃくちゃ痛い。
うぅ、ねえさん、あっという間にギブアップよ。ヘタレ職人もどきね、これじゃ。

工作機械の精度に大きく関係する驚異のハンド・テクノロジーですが、この職人技を覚えるには、10年はかかるといわれています。

地道な作業には、想像を遙かに超えた精神集中力が必要であり、訓練に訓練、そして個人の感性が加わったスペシャルテクノロジーでもありましょう!

いや~、尊敬しちゃいますね、ほんと!

期間中、キサゲの体験ができるので、ぜひ、レッツチャレンジよ!

わたしがやったキサゲはコレ。汚い(笑)↓

キサゲのプロに指導されているニセ者ヘタレ職人もどき

【JIMTOF強化週間】DMG森精機「最高のブースの仕上がり」森社長も大満足のブース展開

昨日、DMG森精機がJIMTOF開催前にプレス発表会を開催しました。国内外から工作機械業界に身をおくたくさんの報道関係者が集まりました。

2014年のDMG森精機は、①CELOS、②主軸テクノロジー、③新デザイン、④DMG MORI Ssystems、⑤画期的なアディティブ・マニファクチャリング―――注力したようです。

この6つの総合力が、今回、JIMTOF2014で拝見できるのですから、来場者の皆様も、楽しみながら、注目してくださいね☆

そうそう、DMG森精機は、ドイツのヴェルナウに新しいテクノロジーセンタを2016年1月にオープンさせるとのこと。

総面積は47,000㎡、12,000㎡の生産物流エリア、4,750㎡のプロジェクトエリアはライン生産あるいはセル生産方式による機械組立。2,000㎡の門形ローダと周辺機器組立エリア。

同社では、今後、あらゆる分野における自動化の提案するとしています。

今回、はドイツの方々がブースを設置したと小耳に挟みました。
森社長も「今回は最高のブース仕上がり」として大満足とのこと。

さて、今日からJIMTOF2014が開幕です。
それでは、皆さん、ごきげんよう! JIMTOF2014の会場内でお会いいたしましょう!

記者発表の様子

【JIMTOF強化月間】ウルトラ・ハンドテクノロジー「キサゲ」にチャレンジだ!

JIMTOFには様々な併催行事があります。

その中でも興味津々なのは、世界最高峰の精度を生み出すワザの「キサゲ」。

「キサゲ」とはノミ状の工具を使用して鋳物の表面を削り取り、超高精度に仕上げる手作業のこと。現在、キサゲ職人が減少する一方で、キサゲを積極的に取り入れているメーカーも少なくない。また、腰を曲げ、コツコツと気が遠くなるこの作業に興味を持ち、その職人技に憧れ、匠のモトでの修行に挑戦する若い職人がいるのも事実。

この企画展示では、「ローテク/ハイテク」という概念を超えた「ウルトラ・ハンドテクノロジー」とも言うべき“キサゲ”にスポットライトをあて、ものづくりの真髄や醍醐味、素晴らしさを再確認するチャンスです! ぜひ、皆さんもチャレンジしてみて! こんな機会は滅多にないわよ!

なお、キサゲの協力をしてくれる企業は、牧野フライス製作所、三井精機工業、オークマ、シギヤ精機製作所(●∀●)

JIMTOFの会期中、夕方から東京ビッグサイトの逆三角い会議棟(←▽)壁面に巨大時計が出現するぞ! 

10月30日(木)から11月4日(火)に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2014」の開催に合わせて会議棟の壁面(逆三角いところね☆)に巨大なカラクリ時計台が出現! 時を告げる鐘の音とともに音楽が流れ出し、世界中のダンスショーが始まりますよ!

これは、超高輝度プロジェクターを8台使用した最新鋭の空間演出「プロジェクションマッピング」で、建物の形状に合わせた映像をプロジェクターで投影することで、特殊な視覚効果を生む映像表現技術。欧米を中心に広告やアートシーン、空間演出棟で広く活用されていて、新しいエンターテインメントとして注目されている手法よね。そういえば昨年のクリスマスには東京駅にプロジェクションマッピングが開催され、大注目されました。ビッグサイトの逆三角いアレがどう変わるのか、ぜひ、見なきゃね!

横幅約94m×高さ約30mの会議棟壁面の独特の形状を活かした「超高精CG映像」は臨界副都心地域最大、常設としては国内最大規模のプロジェクションマッピングになるんですって。

気になる開催時間は、
①17:00~、②17:30~、③18:00、④18:15~ です。

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