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タンガロイが切削加工支援統合アプリを出してるよ☆
タンガロイさんの切削加工支援統合アプリ「Dr.Carbide(ドクター・カーバイド)」ってご存じですか?
「Dr.Carbide」は、切削工具、加工条件の選定など、切削加工に必要な様々な情報を簡単操作で素早く提供する4つの機能を統合したもので、加工に携わる全ての方々に役立つようにできてるアプリなんですよ。
標準アイテムの寸法情報、写真等を観覧できる「E-カタログ」や、PC版でお馴染みの工具ナビゲーションシステム「Tung-Navi(タング・ナビ)、他社材種、チップブレーカのタンガロイ相当品を検索・照会できる「Insert Conberter(インサート・コンバータ)」、切削条件や動力計算等の切削加工用に特化した計算機「Machining Calculator(マシニング・カルキュレータ)」の4つの機能が加工を支援してくれます。
なかなか重宝できるアプリです。
“平ら”だから「タイラードリル」なのだ!
まだまだJIMTOFネタがつきない今日この頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、工具業界の“小林製薬”といえばダイジェット工業さんだけど、新製品の中にもやっぱりあったわ! 分かりやすい製品名が!
JIMTOF特別レポートでも掲載したんだけれど、同社はなんとこの展示会に合わせて6製品も新製品を出したという、ものすごい頑張りをみせてくれました。
その中で最も分かりやすいネーミングといえば、コレよ!
その名も「タイラードリル」。すぐにピンときた方も多いと思うけれど、正面が平らだから「タイラードリル」よ。先端角が180°の座繰り加工用ドリルなのね。
特長は、①傾斜面や交差穴加工において下穴なしで安定加工が可能、②薄板の穴開け加工においてドリルよりバリの発生が少ない、③広い薄形状で切り屑処理性にすぐれ,先端角が180°フラットのため高精度な座ぐり加工が可能、④他社製品比、切削抵抗を約2割削減、超寿命――とのこと。
そういえば、寿命テストで、40HRCのプリハードン鋼を2,000穴加工後も連続使用を可能にしたとのことで、なかなかの実力ある工具でした。
タイラードリル
「の」の字がない! 金属インサートの革命製品があった!
JIMTOFネタがまだまだあるんだけど、ちょうどオーエスジーさんのブースの内で見学したアキュレイトさんの製品が画期的でした。
写真をご覧下さい!
写真左のタング付きの従来品は「の」の部位がありますね。右には「の」の字がありません。
「の」部位をわざわざ折って取るとなると、面倒臭いですね。
アキュレイトさんがデモを行っていたのは、こういった面倒臭い部位をシュルっとなくす製品でした。その名も「タングレス・インサート」。
製品をシュルッとやるだけ―――
こういった細かな煩わしいことを解決する製品って、重宝しますよね☆
なかなか画期的な製品でした。
【お知らせ】12/3(水)バリ取り大学 定期セミナー開催!!
バリ取り大学からお知らせです。
* 新たにバリ取り・仕上げの担当になられた方
* 来年度の新人研修について、ご検討されている方
* 日々バリに悩まされている方
* これまでのセミナーで日程の都合の会わなかった方
* バリ取り大学の出張セミナーをご検討されている方
バリ取り大学の年内最後の定期セミナーを12/3(水)に、関西大学東京オフィス(東京駅隣接)にて開催致します。
6月開校以来、ほぼ満席のこのセミナー。
「受講された方から勧められて受講される方や、定期セミナーを受講されてから出張セミナーの依頼を頂くケースも増えておりますが、12月は、年末ということもあり席に余裕がございます」とのこと。
内容は下記の通り。
基礎1(9:30~12:00):バリの生成メカニズムから抑制技術まで
理論と実験データを交えて解説する。原理的知識を得ることにより、加工現場における現象理解とバリ抑制に応用できる。
基礎2(13:30~16:30):様々なバリ取り・エッジ仕上げ手法と選定方法
バリ取り専用機から工具、ロボットまで様々なバリ取り手法を解説・紹介する。日々の問題に対する解決手段の選択肢が拡がり、より効率の良い手段、バリ取りを考慮した工程設計を行うきっかけとなる。講義終了後に無料相談会も行い、喫緊のバリ取り問題解決にもつながる。
基礎1、基礎2を同時受講されるとテキスト付で30,000円(税込)と、市場価格の約半分の料金で受講出来きるとのこと。
詳細は、こちら↓
http://deburring-u.com/seminar/
【問合せ先】
バリ取り大学事務局
102-0083 東京都千代田区麹町1-7-25 フェルテ麹町1・7 8階
TEL 03-3239-3438 FAX 03-5211-8964
E-mail: ask@deburring-u.com
http://deburring-u.com/
さようなら七男。今までありがとう・・・。
待ちに待った待望の新しい相棒、注文していた「7D MarkⅡ」がやってきました。
遠距離恋愛をしている彼氏を待つような気分だったわ♡ なんて名前を付けようかしら。ぬふ。
業務上、動いている人物を撮るのが圧倒的に多いので、最高連続撮影速度が約10.0コマ/秒は嬉しい。プライベートでは、ぽぽ子もきっと楽しく撮れるだろう。なによりありがたいのは腕と視力の悪いわたしにとって測距点が65もあること。従来の7Dの約3倍だもん、これは魅力的ださわ!
さよなら七男・・・・今まで働いてくれてありがとう。
わたしの乱暴な扱いにもよく耐えてくれたわ。ありがとうありがとう。
よく耐えてくれました
蜜月を過ごした七男(7D)と、新しい相棒7D MarkⅡ(右)
7D MarkⅡ
七男は辛いときに頑張って購入したものでした。思い入れもひとしおです。
これから七男をキレイに拭いて、お別れをします。
日立ツールのセラミック工具に驚いた!
日立ツールさんといえば、以前からセラミック工具について研究をしていました。
セラミック工具といっても、なんとなくピンときません。
切削熱で材料を溶かすような形で加工をするようです。
日立ツールさんのブース内に動画があって拝見させてもらいましたが、これには驚きました。
なんだ、これは!
驚きの加工↓
自動車や流行の航空機産業などに使われる素材は、軽くて丈夫なものが求められていますが、CFRPにみられるとおり、新しい素材というのは、複合材をはじめ、たいていは難削材だと思います。ネチャネチャとか、粉々するとか、刃先にダメージが甚大で、工具の持ちが悪い。
そういったことを背景に次世代の工具が開発されているわけですが、セラミック工具で加工している動画をみるのは初めてでした。
話は変わりますが、日立ツールさんのブースのつくりがなかなか凝っていて面白かったです。
模型だけどリアルだった!
スカイビング工法とは~ジェイテクトのブースにて~
ジェイテクトさんといえば、2005年より世界ではじめてスカイビング工法(←工具とワークを相対的に傾け同期回転させることにより発生する相対速度を用い歯車加工を行う工法のこと)による量産を開始したというメーカーですが、スカイビング工法といっても、なかなかピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんね。
言葉で書くのはわたしの仕事ですが、ええい、文章で説明するよりも、動画でみたほうが分かりやすいので、これをご覧下さい。
スカイビング工法の原理↓
碌々産業 微細加工機「Android」の点滅
今回のJIMTOFでは、碌々産業さんの微細加工機「Android」がリニューアルされて展示されていましたね。
ゆっくり呼吸をしているような「Android」の点滅を動画で撮りました。
動画撮影がまったく慣れていないのでボケボケで申し訳ないのですが、ふんわりした優しい色はお分かりいただけると思います。異常を知らせる赤色も、なかなか緊迫した感じがあっていいですよね☆
これはパトライトと連動しているんですよ。
ところで、「Android」といえば、Conceptの目(アーモンドスリットアイ)が特長的です。今回はその瞳に“アイライン”を施し、パトライトと連動するライトを入れたとのこと。これは海藤 満 社長のアイデアなんですよ。
なぜ、アイラインを入れようと思ったか―――?
海藤社長のスマホにある女性の瞳をご覧下さい。この瞳にヒントを得たんですって!
さて、同社のサンプルは見事に美しいコンパクトでした。まさにミラクル・コンパクト!
微細に加工されたコンパクトがライトに照らされ、キラキラして美しかった!
その中でも、微細具合が分かるものをご紹介したいと思います。
どのくらい微細加工なのかをご覧頂ください!
コンパクトです
拡大してみましょう。目に細かい溝がいくつも!
実はまだまだネタがあります。
同社は精密部品加工で有名な由紀精密(社長=大坪正人氏)と共同開発し、デスクトップ微細加工機ブランド「VISAI」を設立しました。
IMTOFの会期中、同社ブースにて記者会見を開き、性能の良さやデザイン性の高さを見せつけてくれました。ミクロン単位の加工精度をデスクトップで実現したのですから、驚きました。
この件については、後日、たっぷりと掲載いたしますので楽しみにしてくださいね☆
今後は、動画撮影についても、しっかりやっていこうと思います。
ジーベックテクノロジーの販促ツールが画期的だった!
バリ取りの自動化を推奨しているジーベックテクノロジーの販促ツールがめちゃくちゃ画期的だったので、ご紹介したいと思います。
展示会ってどんどん欲しいカタログは溜まってくるし、東京ビッグサイトの場合、東館から西館までは結構距離があるし、来場者も疲労がたまってくるわよね。
カート式のカタログ入れを持つ住吉社長とバッタリ!
ちょうど同社の住吉社長とバッタリお会いして、その画期的な販促ツールをみて驚いたわよ!
これはすごいアイデアだと思わない?
このジーベックカートに各社から頂いたカタログを入れたら、疲労も軽減できるし、なんてったって、ジーベックさんも宣伝効果が期待できちゃうわけですもん。
この画期的なカートについてTwitterでつぶやいたところ、多くの反響をいただきました。
これから展示会でこのスタイル、流行りそうな予感がします☆
あら、ここでもジーベックカートを愛用している方が!
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