月別アーカイブ 2021年07

無造作淑女

【補足】牧野フライス製作所 コストパフォーマンスの高い5G ネットワークを構築

 現在、ITが猛烈な勢いで進歩し、製造業に革新をもたらせていますが、新しい用語等もバンバン出てきており、5G活用・・・・といっても馴染みのあるTVCMのイメージとは違う製造現場は、一部の専門家を除いて、理解するのに難しいかもしれません。

 というわけで、今回、掲載しているMAKINOのニュースについて、「なにが先進的か」、「なぜコストパフォーマンスが高いか」に焦点を絞り、さらに補足をしたいと思います。

 おそらく同社の発表は、現在、「5G」導入を検討されている企業の課題解決に向けてヒントにもなるでしょう!

 MAKINOの先進的でコストパフォーマンスの高い5G ネットワークを構築したニュースはコチラ↓
 https://seizougenba.com/node/12770

 今回のニュースのポイントは、2つあります。
 
 ① ローカル5Gではない。
 ② インターネットを介さずにクラウドサービスを使用できる。

 つまり、ユーザー企業の取るリスクが低いんですね。(5G設備を購入も運用もしない)。

では、この二つのポイントについてさらに説明すると―――。

 (1)「ローカル」5Gではない
 
 昨今、メディアの紹介する5Gの事例はローカル5Gが目立ちますが、これが検証止まりで本格的な展開と活用が進まないという見方があります。この理由として、

 ① 5G設備(機器)を企業で購入するコストが大きく、免許取得や運用も大変
 ② ユーザー企業には通信キャリアのように4G/5G設備を運用するノウハウが無い
 ③ 5G設備(機器)のアップグレードは、サービス提供者の通信キャリアが行う(→今回発表したMAKINOは、その費用負担も作業手間も不要というメリットがある)――ことが挙げられます。

 (2)インターネット介さずにクラウドサービスを使用できる

 このメリットは主に下記の3つ。

 ① 世界で4社の通信キャリアしか提供してないAWS Wavelengthを活用
 ② 通信キャリアの設備内にクラウドサービスのサーバが実際に置いてある
 ③ キャリア5Gからクラウドサービスの接続までインターネットを通らないことから、通信の遅延が低く安定し、安全に使える。

 (3)ユーザー企業のとるリスクが低い理由
 
 ① 高額な5G設備(機器)を購入も運用もしない(→提供されるサービスを使うだけ)
 ② 企業内に5G設備(機器)を運用するノウハウも体制も不要
 ③ 5G通信規格の標準化が進んでも、5G通信のサービスを手間なく使い続けられる(→
 (機器はキャリアの資産であり、アップデートはキャリアが行う)。

 MAKINOが先進的な5Gネットワークを構築するという内容には、今後、様々な企業に革新をもたらす最先端が詰まっています。製造現場がものすごいスピードで変化していくのを目の当たりにして、こりゃ~皆様についていくのも大変だ~と汗が出ました。

 そういえば、同社は昨年、従来のねずみ鋳鉄より60%の軽量化を実現した同社は田島軽金属などと共同で新素材「ATHUM(アシウム)」を開発しています。製造業が熾烈な国際競争力に打ち勝つための技術をどんどん展開しているようですから、ますます楽しみですね。

 


 

東京五輪がスタート

210723b1

散々なことでミソが付いてしまった東京五輪が今日からスタートいたしましたが、そんな嫌なニュースを払拭するかのごとく、ブルーインパルスが華麗に空を舞っているのをなんとかカメラに収めることができました。素敵な飛行を見せてくれてありがとう!

この日のために選手の皆様は命がけに近い状態で、様々なことを犠牲にしながら頑張ってきたと思います。開会直前までビックリするほどゴタゴタ続きだったことが残念で仕方ありません。

さて、都内在住者にとっては、緊急事態宣言中でもあり、交通規制も厳しい状況です。公私ともに使う道路が不便になり、今まで以上、仕事にも影響が出ております。

オリ・パラ期間中の7月と8月は休日も多いこともあり、少々、ニュースの更新が遅れますことをお許しください。わたしも今年から働き方改革を実行し、夏休みを取る予定です☆ もちろん、ネタはたっぷり仕込んでおります☆

さて、明日はワクチン2回目接種です。1回目は3日ほど腕が痛かっただけで済みましたが、やっぱり注射は怖いですね。ちょっとドキドキします。

210723b2


さよなら~ブルーインパルス! 帰って行く姿もピシッとキマっていました☆

東京砂漠

210708b

ニャンコのそばで~ ああ暮らせるならば~ 

辛くはないわ~ この東京砂漠ぅ~

ニャンコがいれば~ ああニャンコがいれば~

また陽がのぼる~ この東京砂漠~

と、思わず歌ってしまうこの頃です。東京は4度目の緊急事態宣言が発令されるようです。緊急事態宣言中のオリンピック開催ということもあり、なんとなく素直にスポーツを楽しむ余裕がなくなってきましたよ。

都内の飲食店は大打撃です。緊急事態宣言が解除されて、せっせとお世話になっている飲食店を回っていましたが、時間もなかなかないので、まだまだ回りきれておりません。いま、まさに駆け込み飲酒状態です。美味しいお料理と美味しいお酒は癒やしと幸福感を与えてくれます。

「よし、明日も頑張ろう!」という気にもなります。このままでは、日本全国、モチベーションがダダ下がり、ヤル気レス化が深刻化するのではないかと本気で心配になってきました。

専門家がいながら、「こうしたら出来る」という議論がなかったのか気になります。ビジネスでもそうですが、出来ない理由を考えるより、「こうしたら出来る!」という前向きな姿勢で物事を考えた方が見通しは明るくなり、モチベーションも上がるものですが、残念です。飲食店の経営者は死活問題に直面しているので、この決定はやりきれないでしょう。心中お察し申し上げます。

今月、基礎疾患持ちの枠でワクチン1回目を接種しました。2回目も今月中に接種いたします。接種する際、あまり痛くなかったことに驚きました。翌日の腕のほうが痛かったのですが、それも大して気になるほどのものでもありませんでした。(2回目のほうが副反応が出やすいと聞いていますがどうかな?)

さて、今年の7月は、祝日が移動しており、愛用している手帳やカレンダーとは違っているので、注意が必要です。わたしもうっかりしておりました。

盛り上がりに欠けるオリ・パラで都内の道路にも交通規制がかかってしまいますので、公私ともにやるべきことをスケジュールに突っ込んでおり、てんやわんやの毎日です。

 

 

【爆笑注意】こ、これは新たな挑戦だ! 

最近は各社さん、動画で訴求することも多くなりました。

皆様、グローバルに活動されておりますので、国内・外を問わず、訴求をしなければなりません。

ユニークさ、という点では、どうしても日本は消極的になりがちなイメージがありますが、そんな中、果敢に挑戦しているしているのが、ダイジェット工業です。

先日、緊急事態宣言も解除され、久しぶりに大阪の地へ足を入れ、ダイジェット工業さんにお邪魔しましたが、同社ヨーロッパで制作した動画が進化していると小耳に挟みました。

どれどれ・・・・・? 

冒頭には日本語が入っておりますが、それ以外の説明は、全て英語です。

訴求する点は全をしっかり抑え、技術的な要素を細かく丁寧に説明をしております。

私は英語が苦手ですが、何度も見入ってしまいました。なぜ、何度も見てしまったのかーーーー。

この動画を拝見したら、理由がお分かりになると思います。

この手があったか! と思わず、膝を叩きたくなるこのセンス!

大笑いさせて頂きました。

何度も見たくなる・・・というユニークさと、キモを押さえた真面目な技術説明のハーモニー!

見る人を楽しませてくれるサービス精神! センスあるなあ~と感心しました。

じわじわと脳にインパクトを植え付けるこの手法! 何度もみたくなるので、これはグッドなアイデアです。 

社員さんのセンスや柔軟な発想を活かすためには風通しのよい社内風土があってこそだとつくづく感じました。

同社ヨーロッパは現在、調子も上々とのことでなによりです☆

そうそう、これまたダイジェットファンの皆様に朗報ですが、夏に向けてイベントを企画している模様。こちらも詳細が明らかになりましたら、ニュースに掲載いたします。

製造業は下半期の伸びが期待されております。ものをつくるモトのギョーカイ各社さんもいろいろとアイデアを練っているようで、賑やかになってまいりました。

※記事および画像の無断転用禁止