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無造作淑女

【お知らせ】砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会 第109回研究会 「オンマシン計測技術を利用した先端加工」

 砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会が6月30日(金)13:00~17:20まで「オンマシン計測技術を利用した先端加工」をテーマに講演会を開催します。

 同研究会によると、「情報技術の高度化や労働力不足に対応して工作機械の自動化や省力化は近年のトレンドの中心になっています。これらの自動制御技術の基礎には計測があり、加工においてはオンマシン計測 が重要な鍵となります。近年では機械学習を用いたAI技術などによってノイズに対して堅牢になりつつあり、工作機械に実装することで高精度・高効率に加工できるようになることも期待されています。そこで自動化に関連する技術オンマシン計測技術に注目して、オンマシン計測のエスパートをお招きし、工作機械に実装したオンマシン計測の最新動向についてご講演をいただきます。」とのこと。

概要

主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2023年6月30日(金) 13:00~17:20
開催方式:下記会場(対面)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で開催。

〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
日本大学 理工学部 駿河台キャンパス  1号館6F CSTホール
電話 03-3243-5231
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
※ 講演者には開催前の状況により、対面かWeb のどちらでの講演かを選択。
※ Webによる参加の希望者には後日詳細情報を通知

■13:00~13:05  

委員長 日本大学 山田 高三

■13:05~14:00

講演1 オンマシン計測による超精密加工技術の革新とその最新動向
理化学研究所 山形 豊 氏

■14:00~14:50

講演2 オンマシンでのツールおよびワーク計測に関して
芝浦機械㈱ 福田 将彦 氏

■14:50~15:05 <休 憩>

■15:05~15:55

講演3 研削盤でのオンマシン計測技術の紹介
㈱岡本工作機械製作所 吉田 裕 氏

■15:55~17:15

講演4  精密研削加工におけるオンマシン計測の最新技術
北京精彫集団有限公司 樊 一鳴(David Fan) 氏

■17:15~17:20 閉会挨拶・事務連絡 

■17:30~ 技術交流会

参加費:研究会:当専門委員会会員:無料、非会員:15,400円(消費税10%を含む)
 (※会員は5人/社まで、非会員は2人/社まで研究会に参加できる。)
技術交流会:会員資格に関わらず2名/社まで参加できる。3人目からは4,950円/人(消費税10%を含む)を徴収。
(注)「会員」とは専門委員会会員を指す。学会員ではないので注意のこと。

申込締切日:2023年6月22日(木) 
(注)当日キャンセルの非会員には、すでに準備に費用がかかっているため参加費を請求する。

問合せ/申込先:当専門委員会事務局 田附 宛
・FAX:048-858-3709,E-mail : sf-office@mech.saitama-u.ac.jp
・↓申し込みはホームページより↓
https://jsat-sf.jp/event.html
 

【速報】CIMT2023 (中国・北京)結果報告

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テープカットの様子(写真:日本工作機械工業会)

 

 日本工作機械工業会(会長=稲葉善治 ファナック会長)が「CIMT2023(中国・北京)の結果報告(速報)をまとめました。

 それによると来場者数は242,246人で前回比21.1%増、うち入場者数は154,957人で前回比27.0%増となりました。 

 出展された企業の皆様、お疲れ様でした☆

他の展示会と開催規模(実績)の比較

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JIMTOF、EMO、CCMT:純来場者数(会期を通して1人1回のカウント)
IMTS:入場登録者数(実際に入場していない事前登録者も含む)
CIMT(入場者数)、SIMTOS:延べ人数
表出所:日本工作機械工業会

〈毛会長の開会あいさつ(要旨)〉

 (1)1989年の第1回開催から30年、CIMTは中国経済の発展を見守ってきた。CIMTは国際的な専門展示会として名を馳せ、世界4大工作機械見本市として高く評価されている。
 (2)2022年の中国工作機械業界はパンデミックの影響を受けたが、生産額は271.1億ドル、消費額は274.1億ドル、輸入額は66億ドルとなった。
 (3)中国は世界最大の工作機械生産国であり輸入国、消費国である。依然として中国市場の潜在性は非常に大きく将来に亘って大きな可能性を持っている。
 (4)今展には約1,600社のメーカーが出展しており、ドイツ、日本、スイス、アメリカ、韓国、スペイン、イタリア、イギリス、インド、フランス、チェコ、香港・台湾地区など計30カ国・地域が参加している。
 (5)今展のテーマは「融合創新数智未来」(“Collaborative innovation on digital & intelligent manufacturing is embracing the future”)。
 (6)我々は中国を近代化された産業システム、高い対外開放性、質の高い製造強国にするためにDXを推進していく。
 (7)CIMTは過去・現在・未来に亘り、中国の工作機械及び工具市場のベストプラットフォームであり続けると信じている。

中国工作機械産業の現況と見通し概要(参考:CMTBA)

2022年の中国工作機械産業統計

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2023年の見通し

〈プラス要因〉
 ・中央経済工作会議は、2023年の景気動向について、全体的に改善を促すことを強調。中国経済は、総じて反転することが期待。
 ・IMF、その他機関では、中国経済の成長予測を引き上げていることから、2023年の世界経済において、中国経済は重要な関心事項になりえる。
 ・2023年1月以降、製造業購買担当者指数(PMI)は拡大に回帰。新型コロナウイルスの流行防止と統制政策の調整期間や、3か月間の後退を経て、製造業の早期回復の機運は強くなっている。
〈マイナス要因〉
 ・国際情勢は複雑で、世界経済の回復基盤は不安定。ロシアとウクライナの衝突はエスカレートが続き、世界主要国の経済におけるインフレは高いレベルのままである。金融引き締め政策が続くと、世界経済は後退期に入るかもしれない。
 ・3年間のパンデミックが経済に与えるインパクトは、ある程度の回復期間を求めている。需要縮小、供給打撃、弱含みの見通しといった3つの圧力は著しく、工作機械の市場需要の回復の歩みは、ユーザー産業のそれよりも遅い。
 ・工作機械産業の様々な副次セクションは、サプライチェーンの制約、人件費や材料費の高騰、人材不足、特に切削機の受注低迷といった問題に苦慮しており、生産、操業への圧力は根強い。
〈結論〉
 中国経済の全体的な回復に伴い、2023年の工作機械・工具産業は、回復し続ける。大きな「ブラックスワンイベント」(マーケットにおいて事前にほとんど予想できず、起きたときの衝撃が大きい事象)がなければ、年間の成長率は5% になると予想。
 

【お知らせ】「第58回機械振興賞」受賞候補者募集中! 5月31日(水)必着!

 機械振興協会(会長=釡 和明氏)は、優れた開発や実用化、開発の支援活動を通じて、わが国機械産業技術の発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関・支援機関(以下企業等)と開発・支援担当者を表彰していますが、令和5年度の募集が始まりました。

 令和5年度は下記の要領で募集します。

(1)    表彰対象
 ①    独創性、革新性、経済性に優れた機械産業技術の開発と実用化を通じて、新製品の創出、製品の品質や性能の改善、生産の合理化等に顕著に寄与した企業等と開発担当者。
 ②    継続的に行われた支援活動が、中小企業の優れた技術開発に大きく寄与した場合に、支援を担当した支援機関やその担当者。

(2)    応募の方法
 受付期間は2023年5月31日(水)必着。電子メールまたは郵送のこと。
 「募集要領」および「応募書類の様式」は下記からダウンロードできる。

ダウンロード↓
http://www.jspmi.or.jp/tri/prize/

(3)    表彰の方法
 ①    表彰対象①の特に優秀と認められるものについて経済産業大臣賞および中小企業庁長官賞の授与を申請するものとし、機械振興協会会長賞、小規模事業者(中小企業基本法における小規模起業者)を対象とした審査委員長特別賞および奨励賞に対し、会長名の賞状を贈呈する。
 ②    表彰対象②について、特に優秀とみとめられるものについて中小企業基盤整備機構理事長商の授与を申請するものとし、奨励賞に対し、会長名の賞状を贈呈。
 ③    経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞、中小企業基盤整備機構理事長賞、機械振興協会会長賞、審査委員長特別賞を受賞する企業等に対し、記念盾を贈呈。
 ④    以下の賞を受賞する研究開発担当者に対し、賞金を贈呈する。賞金の額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業庁長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円、審査委員長特別賞は20万円(研究開発担当者が複数である場合もこれらと同額)。

(4)    選考
機械振興協会会長が委嘱する学識経験者からなる審査委員会により行う。

(5)    受賞者発表
 令和5年12月発表の予定。

■問い合わせ先

機械振興協会 技術研究所 賞事務局

TEL:042-475-1168 FAX:042-474-1980

E-mail:prize@tri.jspmi.or.jp
 

【お知らせ】牧野技術サービス ホームページがリニューアル!

牧野技術サービスのホームページがこのほどリニューアルいたしました。

おめでとうございます! 拍手~!

点検項目のカスタマイズもできる従来にない点検サービス「マキノマシンケアパッケージ」や、ユーザーの要望に応えたメンテナンスサービス、オーバーホールやレトロフィットなど分かりやすく説明してあります。

製造業の重要なことは機械の安定稼働!

ぜひ、チェックをしてみてくださいね!

↓リニューアルしましたよ↓
https://www.makino-mts.co.jp/products

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機械を安定稼働させることは大切よ!


 

 

補助金を活用して研削盤を更新するチャンス! 


230410b1 「令和4年度補正予算 省エネルギー投資促進 支援事業補助金公募開始」に伴い、岡本工作機械製作所が加工時間の短縮・精度の向上で生産性向上・革新的ものづくりを実現させるためのチャンスを提案しています。

対象機種は以下の3機種!

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公募期間:2023年3月27日(月)から2023年4月24日(月)
交付決定:2023年6月上旬(予定)
事業期間:交付決定日から2024年1月31日(火)まで
*二次公募も予定あり! 公募期間:2023年5月下旬~6月下旬(予定)
 

【お知らせ】昭栄産業が4月21日から燕三条地場産業振興センター「メッセピア」で「第41回STF昭栄テクニカルフェア」を開催!

 工作機械・産業機器・工具・ロボットなど生産財の専門商社である昭栄産業(株)(社長=平沢修一郎氏)が本年4月21日(金)から22日(土)の二日間、燕三条地場産業振興センター「メッセピア」にて「第41回STF昭栄テクニカルフェア」を開催します!

 「STF41  after JIMTOF 生産革命24/365 自動化・DXへのロードマップ」をテーマに出品メーカー前61社、工作機械27台、ロボット15台の展示を予定しています。華やかですね!

 主なイベントや内容は、次のとおり。

 (1)    工場や生産現場で使用される工作機械・ロボット・産業機器・工具等を展示。
 (2)    「JIMTOF2022」で展示された細心の機械も展示し、一部機種は実加工もあり!
 (3)    (株)能作 能作克治社長による特別講演会を開催(要事前申し込み)。
 (4)    (株)タンガロイ、(株)千代田エネルギー、ヤマザキマザック(株)による技術セミナーを開催(要事前申し込み)

〈開催概要〉

会  場:燕三条地場産業振興センター「メッセピア」
(新潟県三条市須頃1-17)

開催日時:2023年4月21日(金)9:30~18:30/4月22日(土)9:00~16:30
(初日は8:30より開会式)
 

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