千葉靖雄OKK会会長(兼松KGK社長)
冒頭、OKK会を代表して、千葉靖雄OKK会会長(兼松KGK社長)が、日頃の感謝の意を表したあと、「今回のJIMTOFのテーマは、ここから未来が動き出す。希望は遠い将来の夢ではなくて、JIMTOFを期に現実のものとして動きだそうということではないかと、私なりに解釈している。JIMTOFのキーワードもIoTやロボットあるいは自動化、高精度化、複合化、高速化、ということが注目を浴びている。まさに最先端の技術が紹介されている展示会である。そんな中でOKKのテーマが“高剛性の100年品質 つながる現場”。今回の出展機種の目玉としての新機種、横形マシニングセンタMCH6300R。これはOKKブランドとなっている重切削、高剛性を追求した機種で、超重切削に対応した加工能力と広範な加工性を備え、さらに高い剛性と高精度、高品位加工を実現したものとなっている。また、つながる現場ということで、IoTシステムによる生産効率の向上に対する提案もされている。今回のJIMTOFは世界の最高水準に触れる機会でもあり、工作機械のユーザーにとっても最大のイベントである」とあいさつした。説明をする宮島OKK社長
続いてOKKを代表して宮島義嗣社長から、中期経営計画ならびにJIMTOF出展機の説明があった。この中で、宮島社長は、本年4月から新たに取り組んでいる中期経営計画Neo Challnege(ネオチャレンジ)について、①徹底した品質とサービスの強化、②技術の革新(新規事業を含む、③財務体質の改善、の3点に重点を置いているとした。また、中長期経営計画についても、10年間(2016年度から2025年度)を計画し、「Innovation for next 100」をテーマに掲げ、計画期間と方針を次のように示した。