Edgecam がバージョン2015 R1をリリース

エッジキャムがこのほど、統合CAM(コンピュータ加工支援)ソフトウェア「Edgecam」の新バージョンとなる「Edgecam 2015 R1」をリリースした。

「Edgecam」は年2回のバージョンアップにより、新機能の導入をはじめ、加工機能やインタフェースといった各種機能の強化を図る事で、扱い易いCAMソフトウェアとして常に進化し続けている。

「Edgecam 2015 R1」では、今までのツールバータイプのインタフェースに替わり、ワークフローにおいて、採用されていたリボンバータイプのインタフェースが標準化された。(従来のツールバータイプのインタフェースは、今バージョン限りとなり、次回以降からは、廃止される)。これに伴い、より操作性や利便性を向上させるため、コマンドのカスタマイズやその状態保存といった部分にも機能拡張が図られた。

他にも、ソリッドボディ上のフェースを個別に選択でき、それを加工境界としても利用できたり、ワイヤ加工のシミュレーションが可能になる等、操作面や視覚面においてもより機能が向上致している。加工面においては、機能の一つである、波状パターン加工が旋盤の荒取り加工にも装備され、高度な加工を実現する彫刻加工が新たに加わった。

またフィーチャー検出では、旋盤の前側フィーチャーのみを検出するオプションが追加され、機械が2タレット以上の場合、タレットを指定して同期する事が可能なオプションがタレット同期ダイアログに追加されるなど、より高度で便利な機能が追加された。

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