三菱マテリアルが鋼・鋳鉄加工用超硬ソリッドドリル「MQS」シリーズを拡大

三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=巻二三男氏)は、このほど鋼・鋳鉄加工用超硬ソリッドドリル「MQS」の追加アイテムを製造販売した。

鋼・鋳鉄加工用超硬ソリッドドリル「MQS」は、鋼・鋳鉄加工用にカスタマイズされたドリル専用PVDコーティング材種により、鋼・鋳鉄のドリル加工における損傷の原因である溶着とチッピングを抑制し、同社独自の形状開発により抜群の切りくず処理性と刃先強度を実現させ、従来品以上の長寿命に成功した。

この度、深穴加工用のニーズに応えるべく、加工穴深さがドリル径の8倍となるアイテムを追加発売するに至った。

鋼・鋳鉄加工用超硬ソリッドドリル「MQS」の主な特長は、以下の通り。

① TRI-Cooling(トライクーリング)テクノロジ-Ⓡ採用で独自のクーラント穴形状により吐出するクーラント流速が増し、発生する切削熱を速やかに除去。(φ6を超えるサイズに採用)。

② ドリル専用の独自結晶制御技術により超多層PVDコーティングを実現させ、鋼・鋳鉄のドリル加工において損傷の原因である溶着とチッピングを抑制。

③ 鋼・鋳鉄加工専用にデザインされたウェーブ刃形により、抜群の切りくず処理性と刃先強度を実現。

④ トリプルマージンにより、ドリル外周部のクーラント流れを最適にコントロールし、マージン損傷を低減。

・品名   :鋼・鋳鉄加工用超硬ソリッドドリル「MQS」
・型番     : L/D=8タイプ φ3mm~φ16mm 27型番
・標準価格 :16,400円~59,200円(税抜き価格)

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