タンガロイが新発想の次世代小径内径加工用工具『DoMiniTurn / Bore Line』(ドゥ-ミニターン・ボアライン)『材種KS05F / NS9530 / GT9530』『ワイパーインサートTSW 形』を拡充

タンガロイ(社長=木下聡氏)は、次世代の小径内径加工用工具『DoMiniTurn / Bore Line』(ドゥ-ミニターン・ボアライン)をアイテム拡充し、このほど全国で発売を開始した。

銅合金やアルミ等非鉄金属加工用材種のKS05F、鋼仕上げ加工用に新サーメットシリーズのNS9530 / GT9530、さらに仕上げ面粗さの向上及び高送りによる高能率加工を実現するワイパーインサートTSW 形をWXGU タイプに設定する。

発売以来好評を博している『DoMiniTurn / Bore Line』は、一般機械加工における小径内径加工において、新発想によるインサート形状にインクリネーション切れ刃を採用し、高剛性と切りくず排出性を両立した最適設計ホルダにより耐びびり性を落とさず切りくず排出性を向上した。また、従来は片面使用のポジタイプインサートしか適用できなかった小径加工領域でポジタイプインサートと同等の低抵抗化を実現した両面仕様のインサートにより使用可能なコーナ数が2 倍以上と大幅な工具費の削減を可能にした次世代工具である。

これらのインサートは、既に発売済みの外径小型旋盤向け『DoMiniTurn / External Line』にも適用可能。この『DoMiniTurn』シリーズに新たな材種KS05F、NS9530、GT9530 とワイパーインサートTSW 形を拡充することで、多種多様な被削材及び加工用途に適用可能となり、生産性向上と工具費低減に大きく貢献する。

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪