BIG DAISHOWA 中国地域密着の技術営業体制を強化 合肥事務所を新設
2025年11月30日
ツーリングでトップシェアを誇るBIG DAISHOWA(社長:仲谷開人氏)が、このほど中国各地域に根差した技術営業拠点の一環として合肥事務所を開設したと発表した。同社では、2004年6月に上海サービスセンターを開設したことを皮切りに、現在まで、広東、瀋陽、成都、武漢、天津の技術営業拠点を順次増やしてきた。
同社では、「現地法人は単なる営業拠点ではなく、メーカーとして顧客の課題に正面から向き合う技術支援の専門部隊」として捉えており、顧客への技術支援を通じ、ユーザーとの強固な信頼関係を築くことを狙いとしている。販売業務は代理店や特約店、販売店が担う一方で、各拠点を設立後、地域に根ざした活動を行っている。
今回の合肥事務所開発について同社では、「近年、経済先進地域である華東の上海、浙江省、江蘇省、および華南の広東エリアの人件費、物価高騰に従い、企業は安徽省への工場移転が始まった。自動車産業、特にEV自動車の部品加工業、金型などが急速に発展をしてきている。それにともない、今後、半導体関連、他産業の金属加工工場の進出が進むと思われる。将来的に発展するポテンシャルエリアにいち早く拠点を設け、進出する顧客を支援する目的で合肥事務所を開設するに至った。」とし、数年後にこのエリアの売上倍増を狙う。


