コマツとバンコク・モーター・ワークス、建設・鉱山機械の合弁販売代理店事業を東南アジア4カ国にも拡大

 コマツは、このほど完全子会社であるKomatsu Holdings Malaysia Sdn. Bhd.(以下KHMS)を通じて運営しているマレーシア、シンガポール、ミャンマーおよびブルネイにおける建設・鉱山機械の販売代理店について、同社のタイおよびカンボジアでの代理店事業を行うバンコク・モーター・ワークス(以下BMW)と共同経営するための契約を締結し、クロージング手続きを完了したと発表した。

 コマツとBMWは、タイでは2010年から、カンボジアでは2015年から、合弁会社を通じて建設・鉱山機械の販売代理店を共同経営してきた。このほど東南アジアにおける建設・鉱山機械事業の持続的な成長のため、上記4カ国の販売代理店についても、コマツとBMWの合弁会社として共同経営することとなった。 BMWが上記4カ国のKHMS子会社の株式60%を取得し、コマツの出資比率は40%となる。

 これにより、各国での一貫したマーケティング活動やプロダクトサポートの強化を図るとともに、東南アジア全体での販売拡大と収益向上を目指す。

概念図


 

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