工作機械輸入協会が「令和7年度通常総会」を開く

あいさつをする金子会長

 日本工作機械輸入協会(会長=金子一彦 三宝精機工業社長)が、5勝ち28日、第一ホテル東京(東京都港区新橋)で「令和7年度通常総会」を開いた。

 総会終了後の懇親会であいさつに立った金子会長は、第70期通常総会が滞りなく承認されたことを報告したあと、「当協会は1955年に発足し、今年70周年を迎えtあ。4月24日に記念式典を盛大に開催できたことを改めて御礼申し上げる。ご承知の通り、昨年来から円安の状況に加え、米国の関税問題が発生し、米国製品の日本への輸入価格もかなりネガるというダブルパンチの状態だが、当協会の会員企業の皆様は非常に厳しい状況かにありながら、様々な工夫を凝らして奮闘している。本年は9月にドイツ・ハノーバーで開催予定のEMOショーに視察団の派遣を予定している。欧州のサプライヤーとのリアルな交流や多くの新製品の情報を日本のユーザーに紹介できればと考えている。」と述べた。

祝辞を述べる経済産業省 産業機械課 川口 課長補佐

 続いて新入会員の紹介があったあと、来賓を代表して経済産業省の川内 製造産業局産業機械課課長補佐が、「30年にわたるデフレ構造から脱却をしようというところだ。経団連も国内投資の目標を出されており、2030年度に135兆円、2040年度に200兆円の目標をされている。この春の労使交渉でも平均賃上げ率が毎年連続で5%を超えていると非常に高い水準である。経産省としてもしっかりと国内投資に通じた経済成長に繋げていく。」とあいさつをした。

 乾杯の発声は東京ビッグサイトの岩瀬和春常務取締役が行った。宴もたけなわの頃、散会した。


 

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