日本金型工業会東部支部が「第13回定時総会」を開催

あいさつをする日本金型工業会東部支部 鈴木支部長

 

 日本金型工業会東部支部(支部長=鈴木教義 鈴木社長)が、5月23日、上野精養軒(東京都台東区上野公園)で「第13回定時総会」を開催した。

 第1号議案 令和6年度事業報告、第2号議案 令和6年度決算報告、同監査報告、第3号議案、令和7年度事業計画(案)、第4号議案 令和7年度収支予算(案)がそれぞれ承認された。総会終了後、高木金型製作所 高木雅英相談役が「従業員10人の型破りな型屋 ~一生懸命働くではなく一生賢明働く~」をテーマに講演した。

 懇親会では、鈴木支部長が日頃の感謝の意を表したあと、「為替の株価も大きく左右され、ものづくりにおいても見通が尽きづらいと見ているが、日本でものをつくるには逆にチャンスではないかとも感じている。足元の状況をリサーチすると大変厳しい状況はあるが、勉強会も予定しており、東部支部、また日本金型工業会を盛り上げて頂きたいと思っている。」と挨拶をした。

 来賓を代表して、経済産業省の星野昌志 製造産業局素形材産業室室長が、あいさつした。この中で星野室長は、「この3月末に12年ぶり素経済産業ビジョンを公表した。経営の次の一手を考えるヒントに使って頂きたい。国の支援策や様々な企業の実例も掲載しているので参考にして頂きたい。」と述べた。

 続いて黄綬褒章を授与された方に対して鈴木支部長より記念品が贈呈された。乾杯の発声は、牧野フライス製作所の宮崎正太郎社長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。


 
 

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