DMG森精機 高い静的・動的・空間精度を実現! ~DMG MORI 史上最高の5 軸制御横形マシニングセンタ「INH 63/INH 80」を開発~

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INH63

 

 DMG森精機は、このほど、安定した精度と高い生産性によりサステナブルな生産を実現する高精度5軸制御横形マシニングセンタ「INH 63 / INH 80」を開発したと発表した。同社は2006年から2016年まで、スイスDIXI MACHINES社の経営にかかわっており、同社の製品は20 世紀の世界最高峰の精度を誇る機械といわれ、INHはそこで培った技術DMG MORIドイツで長年にわたり培ってきた5軸加工のノウハウと最新技術、日本の主要要素の内製化による高信頼性を集結している。

 DMG森精機では、高精度・生産性向上への対応とサステナブルな社会の実現に貢献するためにマシニング・トランスフォーメーション(MX)を提案している。MXとはデジタル・トランスフォーメーション(DX)を使って、工程集約・自動化し、最終的にグリーン・トランスフォーメーション(GX)を実現することを指す。

 今回開発した「INH63 / INH 80」は、Precision(高精度)、Productivity(生産性)、Flexibility(柔軟性)の3つを特長とした同社独自の技術を備え、顧客のMXを実現する。徹底的に熱変位対策を行うことで機械の姿勢変化を抑制し、内製リニアガイド・Smart SCALEを全軸に標準搭載することで高い静的精度を実現している。さらに、全軸にツインボールねじを採用し、スラントコラム構造と組み合わせることで、振動抑制と機械剛性の向上を実現した。

 また、欧州で標準となっている400V仕様により重切削加工から高速加工まで対応する高剛性主軸powerMASTERを搭載し、工程集約をサポートする。

 既存設備の横形マシニングセンタを活かしながらINHと組み合わせた自動化システムの構築が可能であり、幅広いワークを1つの自動化システムで生産可能。最大363本の工具が収納可能な大容量マガジンや最大4000本対応の自動化システムCTS、新開発の省エネ・省スペースの立型大容量クーラントタンクzero-sludgeCOOLANT proにより、長時間の連続・無人稼働を可能にする。

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LPPを活用したNHK(4軸機)と「INH63(5軸機)の自動化システム

 

 また、直感的な操作が可能な新操作盤ERGO line X with CELOS Xを搭載し、複雑な加工を簡単なガイダンス入力により短時間で実現可能なテクノロジーサイクルや、CAD/ CAMと機械の確実なブリッジを実現するCELOS DYNAMIC postにより生産のDXを実現する。

動画 ↓
https://www.dmgmori.co.jp/movie_library/movie/id=6780

カタログ↓
https://www.dmgmori.co.jp/download/catalog/detail/id=6811
 

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