工作機械技術振興財団 第44次工作機械技術振興賞および試験研究助成の対象を選定

 工作機械技術振興財団(代表理事=牧野二郎氏)はこのほど、第44次工作機械技術振興賞と試験研究助成の対象を選定した。

 同財団は、工作機械関連技術の向上促進を目的に、牧野フライス製作所創業者故・牧野常造の私財を基金として、1979年に設立されもので、今回は、工作機械技術振興賞・論文賞5件、同・奨励賞7件同・人材育成賞3件ならびに試験研究助成11件を選定した。
 
 その他、同財団では、海外国際会議の参加・開催支援も行っており、2023年6月期は12件の助成を行っている。
 
 今回の選定を含め、贈賞・助成は累計1,127件(2,943名)、総額11億2,896万円となる。同財団では6月22日に贈賞式を第一ホテル東京(東京都港区)で開催し、各賞の授与ならびに工作機械技術振興賞・論文賞を受賞した山田洋平氏(埼玉大学大学院助教)および鎌田陽氏(東京農工大学大学院博士課程)による講演を予定している。
 

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