コマツ 本社ビルを建て替え

 コマツ(社長:小川啓之氏)は、中期経営計画の成長戦略で掲げる「レジリエントな企業体質の構築」を目指してこのほど、コマツ本社ビル(東京都港区赤坂)の建て替えおよび建て替え期間中の一時移転を決定したと発表した。2024年1月より一時移転を開始するとともに同ビル建て替え工事に着手し、2026年9月に竣工を予定している。

 本社ビルは、1966年竣工以降57年が経過しており、老朽化やオフィスとしての機能低下が進んでおり、この建て替えにより、グローバル本社としてのハブ機能を強化し、全世界のコマツグループ拠点との情報共有、意思決定、執行のスピードアップを図る方針。

 新社屋では新型コロナウイルスを経て定着したリモートワークなどの多様な働き方にあわせた執務エリアを実現する。産学・産産連携やオープンイノベーションの拡大など、イノベーションセンターとしての機能強化を図るほか、持続的成長を支える優秀な人材の確保を推進するため、グローバル本社を採用の重要拠点と位置づけ、リアルとオンラインを駆使した採用イベントなど、コマツを体感、体験できる機会を拡充する。これらの取り組みにより、ダイバーシティ&インクルージョン推進、人材エンゲージメント向上による多様性に富む人材基盤充実などを図り、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できるレジリエントな企業体質構築を目指す。

【本社一時移転先】
 所在地:東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング
 移転期間:2024年1月~2026年12月(予定)

<コマツ新本社ビルの概要>
 所在地:東京都港区赤坂二丁目3-6
 延床面積:約20,000㎡
 構造:鉄骨造、地上10階地下2階建
 着工予定:2024年1月
 竣工予定:2026年9月
 

moldino_banner

 

 

intermold2024_名古屋