オークマ 「LB3000 EXⅢ」「 MB-46VⅡ」を新開発

230327オークマ
写真右:LB3000 EXⅢ 左:MB-46VⅡ

 

 金属部品加工の基本となる「よく削れる」「精度良く削れる」「安心して使える」を追求し、長きに亘り旋盤、マシニングセンタ(以下、MC)を成長させ、様々な知能化技術を盛り込み、自律型工作機械として進化させてきたオークマ。『LB-EXシリーズ』 『MB-Vシリーズ』は、発売から現在も好評を博しているが、このほど社会課題(労働人口減少、技能伝承問題、脱炭素等)の解決に貢献する新しい形の旋盤、MCとして「LB3000 EXⅢ」と「MB-46VⅡ」を開発した。

 このシリーズは、他の追随を許さない加工能力と精度安定性、長時間安定稼働を実現する 優れた信頼性で、グローバルな市場から高い評価を博しており、同社を代表するベストセラーマシン。(累積販売数 LB-EX:18,000台以上、MB-V:1 1,000 台以上 )。

 新開発の「LB3000 EXⅢ」と「MB-46VⅡ」は、自動車・EVや半導体製造装置等の成長産業の生産革新に向けて、新世代CNC「OSP-P500」を搭載した「Green-Smart Machine」として、究極の「高精度と省エネ性能」を両立している。

〈特長〉

① 世界最高レベルの精度安定性
 ・業界初の経時加工寸法変化5μm以下(環境温度8℃変化時)
② 高生産性・高精度と脱炭素を高い次元で両立
 ・スループット14%向上(MB-46VⅡの例)
 ・消費電力 LB3000 EXⅢ:14%削減、MB-46VⅡ:15%削減(同社試算値)
 ・工程集約による脱炭素への貢献
 ・LB3000 EX におけるギヤ加工、研削工程の集約
③ 革新的な HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の提供
 ・加工プログラムを知らない初心者でも1日でプログラム作成から初品加工まで実施可能
 

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