氷見第二工場内に新シールリング工場を建設 コマツ

200805コマツ
新シールリング向上外観

 コマツは、中期経営計画の重点活動項目である「成長のための構造改革」の取り組みの一つとして、氷見第二工場敷地内にシールリング工場を建設する。氷見工場の素形材技術開発強化およびグローバルの素形材マザー工場活動の一環として、現在稼働中の築約60年を経過したシールリング工場の機能を、今回建設する新工場へ移すことにより、品質、生産性、環境の大幅な向上を目指していく。

 シールリングは、建設機械のキーコンポーネントである終減速装置などの足回りコンポーネントにおいて、内部の潤滑油の漏れ防止のために使用されている精密部品。同社は建設機械の品質を左右するキーコンポーネントの開発・生産の自前化を強みとしており、高性能なシールリングの生産によるキーコンポーネントの耐久性、信頼性向上により、更なるバリューチェーンビジネスの拡大を図る。 

 また、コマツNTCと共同開発した高精度高能率設備やAI 技術を活用した自動検査の導入など、コマツグループのシナジー効果により大幅な省人化と生産性向上を図り、さらに省エネ設備導入や建屋の気密性向上による CO2 発生量半減などの環境改善に取り組む。

〈氷見工場 新シールリング工場の概要〉
・所在地:富山県氷見市下田子 1-3(氷見第二工場敷地内)
・総床面積:8,230 ㎡
・生産品目:建設機械コンポーネント用シールリング
・投資額:約 37 億円
・竣工予定:2021 年 5 月
・量産開始予定:2021 年 11 月