2020年4~6月期 ロボット統計受注・生産・出荷実績

 ロボット工業会がまとめた2020年4~6月期のロボット統計受注・生産・出荷実績は次のとおり。

業況について
 2020年4~6月期は、受注額が対前年同期比9.9%の減少、生産額が3.0%の増加となった。受注額は米中貿易摩擦等による大幅な需要減少となった前年同期を、さらに下回ることとなった。

 国内は昨年末からの景気停滞感、消費税率引き上げに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続く形となり、自動車製造業、電気機械製造業中心に主要業種で減少。

  輸出は用途・国ごとに強弱が混在した状況となった。実装用は欧米向けが減少する中、同用途向け輸出額の半数以上を占める中国向けや台湾向けなどが大きく増加。溶接用は中国除くアジア、欧州向け中心に減少が目立ち、9四半期ぶりに同用途向け輸出額が増加に転じたものの、全体的な水準は低い。半導体用は需要増から、現在の状況下にもかかわらず昨年末からの堅調さが継続している。
受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。

受注
・受注台数(台) : 44,817(前年同期比△3.4%) 【3四半期年ぶりの減少】 
・受注額(億円) : 1,599(同△9.9%) 【2四半期連続の減少】

生産
・生産台数(台) : 43,269(前年同期比+3.1%) 【2四半期連続の増加】
・生産額(億円) : 1,581(同+3.0%) 【3四半期連続の増加】

出荷
・総出荷台数(台) : 44,288(前年同期比+4.1%) 【2四半期連続の増加】
・総出荷額(億円) : 1,587(同+0.4%) 【2四半期連続の増加】
・国内出荷台数(台) : 7,407(同△24.5%) 【5四半期連続の減少】    
・国内出荷額(億円) : 346(同△22.0%) 【3四半期連続の減少】    
・輸出台数(台)    : 36,881(同+12.7%) 【2四半期連続の増加】
・輸出額(億円)    : 1,241(同+9.2%) 【2四半期連続の増加】

国内出荷内訳
■電機機械産業向け
・国内出荷台数(台) : 1,889(前年同期比△20.0%) 【5四半期連続の減少】
・国内出荷額(億円) : 88(同△26.5%) 【3四半期連続の減少】
■自動車産業向け
・国内出荷台数(台) : 2,522(前年同期比△37.1%) 【3四半期連続の減少】
・国内出荷額(億円) : 111(同△34.4%) 【3四半期連続の減少】

輸出内訳
■電子部品実装用
・輸出台数(台): 3,831(前年同期比+23.7%) 【2四半期連続の増加】
・輸出額(億円): 573(同+14.4%) 【2四半期連続の増加】
■溶接用
・輸出台数(台): 6,324(前年同期比+2.8%) 【2四半期連続の増加】
・輸出額(億円): 141(同+4.0%) 【9四半期ぶりの増加】