10年に1度あるかないか

先日、己にとってとうとう10年に1度、あるかないかの大惨事が起きた。

昨年12月に突如起きた予期せぬITシステムの不具合にかなりの時間が取られ、年末年始におけるプライベートな時間に暗い影を落としたのもつかの間、今度は設備の総入れ替えに追われている。つか、2020年の幕開けは設備の総入れ替えに追われて仕事が押して押して押して、とにかく己の時間がほぼ皆無な状態なのよ。

これもそれも、カスタムをしているPCの納期がかなりかかっている影響と、これらが世界の工場と言わしめている中国から発送されるということもあり、コロナの影響で不確実性が増してさ、心細い毎日を送るハメになっちゃった。

今のわたしったら遠距離恋愛をしている彼氏の到着をまだかまだか、と待っている状況そっくりよ。

ほんと、ノートパソコンじゃ会見時や移動だけならともかく、ガッツリ仕事をするには不向きなの。写真などの編集も時間がかかってしょうがない。ああイライラする~って感じ。ついでに、作業が押してるもんだから、酒があんまり呑めない! 呑んだら眠ってしまう! 

そうしてとうとう、メイクをする時間がなくなって、ほぼ、すっぴんのまま某メーカーさんの取材に行ってしまうという大惨事が起きてしまったってわけ。己にとって、メイクがないというのは、裸にされたも同然であり、落ち着かない。わたしだと気づかない方もいらっしゃったわよ。フフフ。どんだけ日頃、化けてんだか(笑) 

一応、日焼け止めくらいは塗ったものの、ほとんど、顔面がモノクロだもん。色がないのよ。普段よりも小さくなった瞳には、いつものコンタクトもなし。コンタクトも切らしているくせに、注文することを忘れてしまったなんて、ほんと、間抜けなロバみたい。

丸眼鏡をかけたモノクロのわたしは、まるで牙を抜かれた女豹のようで、いつもの威勢も元気もなくなった。ああメイクの力は偉大よね。メイクは人にみせるためのものというよりも、己のモチベーションアップに貢献しているということを痛感したわ。

メイクひとつで、こんだけモチベーションがダダ下がりするとは。

モチベーションを維持しながら、普段と変わらず仕事を継続していくことがいかに難しいことか。

たったメイクひとつで――と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ほんと、メイク一つでモチベーションが変わるのよね、と、実感した今日この頃でした。

あ~~、早く到着してくれよ~~新しいPC。

先日北海道へ取材にお伺いしたついでにソウルフードのジンギスカンを食べました。たまには原点回帰☆