JIMTOFが開催中!

現在、世界3大工作機械見本市のひとつである「JIMTOF2010」が東京ビッグサイトで華やかに開催されています。もちろん、製造現場に直結した取材を心がける私もカメラを引っ下げ毎日通い詰めています。お世話になっている皆様方に久しぶりにお会いできるとあってテンションもアゲアゲ。喋りすぎて声がかすれてしまいました。

初日から雨、かき入れ時の土曜日は台風の影響で天候には恵まれなかったけれど、世界中から「産業に携わる人々」が東京ビッグサイトに集結し、最先端の技術に足を止めています。中国からの来場者が政治的な理由により減少するかと懸念していましたが、そんなことは全くありませんでした。

今回、特に目立っていたのはインドからの来場者。

インドといえば最近、韓国がインドとEPA(経済連携協定)を結びました。インドの大半は中小企業であり、なんといっても中国同様、巨大マーケットが魅力的な国。

会場内は日本語よりも海外の言葉のほうが目立ち、乱れ飛んでいます。ああ、何を言っているのだろう。こちらも興味津々です。

カタログもすぐに補充しなければならないくらい各ブースは大盛況のご様子。商売の邪魔にならぬようカメラを構えます。「あ、お尻がぶつかっちゃったわね、ごめんなさい」って感じかしら。

さて、会期中にはメーカー各社の代理店会が開かれたり、その他趣向を凝らしたイベントが目白押しです。

30日に開催されたパーティ内で女性が演奏した和太鼓は素晴らしかった。
高度な演奏テクニックに圧倒されました。ひらひらした深紅の衣装は女性が持つ色気を最大限に引き出しています。それでいて男性顔負けの力強いパフォーマンス。幻想的な空間にしばし魂を抜かれたように静まり返る会場内。息を呑むというのはこういうことかしら。

1~2秒後、一斉に席を立った皆様の「ブラボー!」の声が響き渡り、会場内では割れんばかりの拍手の嵐が巻き起こりました。

他国のパーカッション演奏ももちろん素晴らしいのだけど、和太鼓も負けていません。
日本の伝統美をもう一度見直すことにしました。