製造現場ドットコムファンの皆様、ごきげんよう(●∀●)☆
暑くなってきたわね! ビールやハイボールの旨さが五臓六腑に染みわたる季節の到来よ!
さて、ホカホカの情報を入手したわ。
オーエスジーさんは、1938年の創業以来、75年間に亘って、総合工具メーカーとして切削工具のタップ、エンドミル、ドリル、転造工具、測定工具等の製造と販売に携わってきたけれど、中でも同社の主力製品といえばタップを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんな同社が、とうとう新ブランドを誕生させ、満を持して7月8日(月)から市場投入するわよ!
その名も『Aタップシリーズ』。
タップ加工の主なトラブル要因といえば切りくず排出の不安定さ。
ちなみに同社の2013年上半期の相談の中でタップ加工のトラブルトップ3を挙げると、折損・欠け(26%)、ねじ精度の不良(17%)、むしれ、かじり等(14%)、その他(43%)。
あらやだ! こんなモジャモジャ、ちっとも美しくないわ!
というわけで、幅広い被削材や機械に対応できるようにするためには、なんていったって安定した切りくず排出性が望ましいわよね。
今回、同社では75年の歴史の中でも主力製品として愛されていた「タップ」に改めてスポットを当てたのこと。
「ものづくりの真価とともに、タップにも材質、形状、コーティング、さらに加工方法とあらゆる改良が加えられ、用途別、被削材別に様々なタップが開発されてきましたが、今回発売の『Aタップシリーズ』は、その集大成ともいえる新製品であり、加工現場で活躍されている皆様の“こんなの欲しかった”を具現化しました。オーエスジーが創業以来培ってきた技術の枠を結集した渾身の新製品です!」と広報担当者も意気込みをみせているわ!
気になるこの製品の優位性は、タップの母材には高い耐摩耗性を誇る粉末ハイスを、さらに表面には高い耐摩耗性のVコーティングを採用していること。刃先には、切りくず形状を安定化させる切れ味重視の刃先仕様を採用し、溝は、切り屑排出を促す不等リード溝(PAT.)(A-SFT)が採用されているのよ。
販売目標は初年度60万本、約25億円の販売を見込んでいるんですって。
同社の主力工場である愛知県新城市にある八名工場を中心に、アジア、アメリカ、ヨーロッパに展開するタップ生産工場での量産も視野に置き、自動車産業をはじめとする世界中のものづくりの主要拠点にこのAタップシリーズを浸透させるとのことで、強い意欲を感じるわね!
写真左:従来品 右:A-SFT
なお、このホカホカの新製品は、7月6日(土)~8日(月)までインテックス大阪で開催される「2013大阪どてらい市(通称:どて市)」のオーエスジーブースにて初お披露目となります。
気になる方は、ぜひ、足を運んでみてね(●∀―)☆キラリン☆
この製品のさらなる詳細は次回の製造現場ドットコムニュースに掲載いたします。