「専門力を強化し、きめ細やかなサービスの提供に注力」 NaITOが新年賀詞交歓会を開く

あいさつをする坂井社長
あいさつをする坂井社長
 NaITO(社長=坂井俊司氏)が1月9日、東京・京王プラザホテルで新春賀詞交歓会を開催した。

 新年のあいさつに立った坂井社長は、「昨年はトランプ政権の発足によって経済不安があったが、実体経済は米国も堅調が続き、中国も順調に景気が回復。また欧州も予想以上に景気回復のスピードがアップした。わが国においても昨年は急速に良くなったと皆様も感じられていると思う。機械工具商の業界もやっと上向いてきたと仰る経営者も増えてきた。」とあいさつし、今後のビジネススタンスについてスライドを見せながら説明をした。

 それによると第三四半期の損益状況は、売上高前年同期比350億200万円、経常利益は5億9900万円となった。通期業績予想は売上高453億円、経常利益8億8000万円としている。

 坂井社長は、2014年度の活動報告の中で、専門力の強化を挙げ、商品知識、レスポンス、対応面で独自の特長を持ち、取引先の信頼を得たと説明、専門販売員研修、商品知識研修の実施や、地域密着、対面営業について市場に基づいた提案やきめ細やかなサービスの提供を展開したと話した。また、今後の予定として、北東北支店と西東京支店の2カ所を移転するとし、今年も引き続き情報発信機能の強化に注力すると述べた。

 海外展開については、海外岡谷鋼機メカトロ部との協業について、岡谷USAへ出張ベースでセールスを派遣した。海外拠点(インドネシア)への社員が出向し、インド・インドネシア地域では新規顧客の開拓にあたっている。また、支店長の短期海外研修も行った。
 
 2017年度方針として、①専門力強化、②地域密着、対面営業、③情報発信機能の強化、④積極的な海外展開を挙げた。

 大平 博 ユニオンツール社長が乾杯の発声を行った。宴もたけなわの頃、散会した。

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