MOLDINO エポック ペンシルディープボールエボリューション EPDBPEATHにフリーネックタイプを24アイテム追加

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エポック ペンシルディープボールエボリューション EPDBPE-ATH フリーネックタイプ

 

 MOLDINOがこのほど、エポック ペンシルディープボールエボリューション EPDBPE-ATHにフリーネックタイプを24アイテム追加し販売を開始した。各種⾦型の底部にあるフィレット⾯の追い込み加⼯や仕上げ加⼯の⼯程集約に役立つ。

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フリーネックタイプ 使⽤例

 各種⾦型の製造において頻繁に課題となっている加⼯に”隅部”、”深彫り”があり、ユーザーは様々な⽅法で加⼯されている。例えば「⼯具とワークが⼲渉しない様にストレートネックの⼯具を使⽤する」、「ホルダーに⼲渉しないように⼯具の突き出しを無駄に⻑くする」など、「とにかく”⼲渉を気にすることの無い状態”で⼯具を使⽤されることが多いとされている。」と同社。

 「これらの場合、⼯具のタオレにより狙い通りの加⼯ができず、再加⼯やゼロカットを繰り返し、結果として加⼯能率が⼤きく低下しがちです。⼀⽅、これらの改善策として弊社はペンシルネックタイプの⼯具を使⽤することを推奨していますが、⼯具の種類が膨⼤になり、⼯具管理⾯で苦労されているユーザーも存在します。」とのことで、このような現状の問題を解決するため同社はこのほど、⼯具の⼲渉リスクを低減し、かつ⼯具集約を実現できる“フリーネックタイプ”のバリエーションを⼤きく拡⼤し、従来品に追加して発売した。

〈EPDBPE-ATH 商品の特徴とメリット〉

(1)深掘り加⼯⽤の超硬ペンシルボールエンドミルです。⾸部テーパ半⾓、⾸下⻑さの豊富なサイズをラインナップ。
(2)ボール部はバックドラフト形状を採⽤、点あたりで切削するのでビビリが低減できる。
(3)ドライでもウェットでも⻑寿命な耐熱コーティング「ATH」を採⽤している。

<フリーネックタイプ 商品の特徴とメリット>

(1)⾸部に段差がないので壁⾯への⼲渉リスクが低減される。
(2)⼯具が加⼯部に届かない時に突き出し量を調整できる。
(3)把持量の調整で様々な加⼯深さに対応できますので⼯具の集約が可能。

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フリーネックによる工具集約事例

 

〈推奨できる加工用途〉
●EPDBPE-ATH全般:各種⾦型の深彫り加⼯。
●フリーネックタイプ:底部フィレット⾯の追い込み加⼯や仕上げ加⼯の⼯程集約。

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工具集約事例

〈仕様〉
●EPDBPE-ATH:ボール半径0.1mm〜6mm(285アイテム)
●フリーネックタイプ: ボール半径0.5mm〜6mm(35アイテム)

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フリーネックタイプ

■価格(税別)
6,140円~61,380円

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