日本金型工業会の国際委員会がブラジル金型工業会と交流会を開く

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 日本金型工業会(会長=小出 悟氏)の国際委員会(理事・国際委員長=池上正信氏)が、11月29日、日本金型工業会/金型年金会館5階会議室(東京都文京区湯島)でブラジル金型工業会と交流会を開いた。

 この交流会では金型業界が直面している課題等について情報交換が行われた。同工業会国際委員会によると、ブラジルの金型取引に関して、「ブラジルの金型取引上の支払いは、一般的に発注時30%、加工時40%、検収後30%といったところ。金型図面流出問題では、ブラジルでも顧客からの図面流出により安価なコピー金型の被害を受けており、そのため顧客から図面提出を要求された場合は日本以上に〝渡したくない〟といった意識が強く、仮に金を出されてもノウハウ等については渡さないのが基本姿勢だが、実際は顧客との力関係で提出している。また、ブラジルでは金型設計の7割を設計専業業者に外注している。」とコメントしている。

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