「MECT2019」がいよいよ開催! 注目各社の新技術&目玉製品を公開!

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(写真は前回の様子)

 10 月23 日(水)から10 月26 日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で「メカトロテックジャパン2019(通称MECT) 」(主催=ニュースダイジェスト社)が開催する。

 今回は過去最多となる477社・団体が出展。出展規模については展示規模がリーマン・ショック前の2007年展の1,953小間に次ぐ1,941小間で、前回展の1,933小間を上回っている。また、海外からの参加は25カ国・地域を越える。

 製造現場ドットコムでは一足早く、注目メーカー各社の新技術や目玉製品を一挙公開する。

 (アマダグループ、イスカルジャパン、イワタツール、オーエスジー、オークマ、OKK、岡本工作機械製作所、北川鉄工所、黒田精工、サンドビック、住友電気工業、大昭和精機、ダイジェット工業、タンガロイ、DMG森精機、東芝機械、ナガセインテグレックス、日進工具、不二越、ブルーム-ノボテスト、牧野フライス精機、牧野フライス製作所、三井精機工業、三菱日立ツール、三菱マテリアル、安田工業、ヤマザキマザック、ユキワ精工、碌々産業)

「最新加工技術によるモノづくりの進化」がテーマ
 ●アマダグループ(アマダ/アマダマシンツール/アマダオリイ)

191021top1オプティカルプロファイル研削盤「GLS-150GL UP」 「最新加工技術によるモノづくりの進化」をテーマに、板金加工・研削加工・プレス加工における共通の課題である人手不足の解消に向けて、高品質・高効率加工を実現する最新加工技術と自動化ソリューションを紹介する。出展機種は、省エネ・変種変量・ワイドレンジ・ファイバーレーザマシン「ENSIS-3015AJ (9kW)」、全自動板金曲げ加工システム「EG-6013AR」 (自動化仕様)、オプティカルプロファイル研削盤「GLS-150GL UP」 (自動化仕様・参考出品)、高精密成型研削盤「MEISTER-G3 UP」 (自動化仕様)、デジタル電動サーボプレス+レベラーフィーダー「SDE-2025iⅢ(SF) + LCC03KR3」。今回は、ワークショップも充実しており、「ぜひ聴講していただきたい!」とのこと。
↓ワークショップについての詳細はコチラ↓
http://seizougenba.com/node/11525

好評の穴開け工具から、ホカホカの新製品をズラリと展示! 加工領域の幅を拡げる!
●イスカルジャパン

191021top2 同社は、3枚刃のヘッド交換式穴あけ工具「ロジック3カム」ほか、最新工具を展示する。ロジック3カムヘッド「H3P」は、炭素鋼・合金鋼(ISO P種)、鋳鉄(ISO K種)の加工に対応。ヘッド材質は、先進のTiAlN PVDコーティング材質、IC908を採用している。有効刃数3枚刃により生産性を大幅に向上しているのが特長だ。また、独創的なポケットデザインは振れを最小限に抑え、高い繰り返し精度を実現。セルフセンタリング機能を備え、下穴加工を不要とし、断続加工や厳しい加工条件下でも高精度穴あけ加工が可能。他にもこのほど新発売した超高送り加工対応、高剛性、強化タイプ突切・溝入れ工具「マルチFグリップ」(MULTI F GRIP)も要注目。極めて高い剛性での加工を可能にした製品だ。
↓関連記事↓
http://seizougenba.com/node/11558

6年ぶりの新製品「SPセンターZERO」が満を持して登場!
●イワタツール

191021top3SPセンターZERO 6年ぶりの新製品「SPセンターZERO」が今回満を持して新登場。この製品は、ドリル位置精度1µ以下を実現、穴の入口と出口のバリを低減するという特長を持つ。薄板穴加工にも最適だ。またデモ加工として、人気の「トグロンハードドリル」では、SKD11 HRC60の焼入れ鋼にφ1mm、深さ30mm以上の穴加工を碌々産業の「MEGA-SSS400」にて実演する。さらにコンセプトゾーンでは、「ロボット切削で広がる可能性」をテーマに、世界初披露の国産高剛性ロボットを使った切削加工システムにおいて、ロボット向けに開発した工具で切削加工を披露する。切削加工に夢を与える展示になりそう! 

人気の「Aブランドシリーズ」から新製品が続々登場!
●オーエスジー

191021top4Aブランドシリーズ 今回は人気の「Aブランド」から新製品が登場! バリエーションの拡大をお披露目してくれる。注目は、高硬度鋼用ボールエンドミルの高能率型4刃「AE-BM-H」と高精度仕上げ用2刃「AE-BD-H」の2種類が登場したこと。両製品とも、高いボールR精度で、表面には高硬度鋼向け革新的新コーティングのDUROREY(デュ―ロレイ)コーティングを採用している。DUROREYコーティングは、SiC含有の超耐熱層と超微細ナノ周期積層構造によって、高い耐熱性と耐摩耗性をつつ、優れたじん性を発揮する。高硬度加工においてもチッピングを抑制し、工具の長寿命化を実現する。他にも、小径油穴付き超硬ドリル ADO-MICRO 2D・5D・12D・20D・30D の登場や、油穴付き超硬ロングドリル ADO-40D・50D も登場し、賑やかなブースとなりそうだ!

次世代ロボットシステム「ARMROID」「STANDROID」を含む機械3台を出展
●オークマ

191021top5LB3000 EXⅡ ARMROID 話題を集めた次世代ロボットシステム「ARMROID」「STANDROID」を含む機械3台を出展。今回、すべての機械で実演を実施する。ベストセラー旋盤とビルトインロボットが完全融合して誕生した「LB3000 EXⅡ ARMROID」は、機械もロボットも一つの操作盤で操作でき、システムインテグレータ不要で簡単に導入、運用が可能だ。また、立形マシニングセンタとロボットが融合した「MB-46VA STANDROID」は、多品種中少量生産の自動化を容易に実現する簡単ロボットパッケージ。ロボットをストッカと一体化したコンパクトパッケージで、従来比1/2のロボット据付スペースが魅力。他にも世界最速クラスの高速加工と強力重切削を実現する横形マシニングセンタ「MB-5000HⅡ」など、オークマならではの“モノづくりサービス”を提案してくれる。

省力化提案で魅了する!
●OKK

191021top6「VC-350」+手動治具交換装置 今回は、治具交換などの段取り換え時間を短縮できる手動治具交換装置による省力化を提案する5軸制御立形マシニングセンタ「VC-X350」と金型、精密部品向けに高品位な加工を実現する立形マシニングセンタ「VB53α」、 剛性と切屑の排出性、操作性にこだわったワンパスのプレート鋼材加工機 「F300V」を展示する。他にも手軽に導入できることをポイントに取り組みを進めている同社のIoT、「Net Monitor」も紹介。つなぐ、見える化、データの活用をサポート! 工場内の機械だけでなく、他の工場の機械も管理してくれるうえ、全体的な稼働状況の把握宇鐚生産効率の向上に貢献するシステムとして要チェックだ!

「研削革命」を提案! 最新オプションにも注目!
●岡本工作機械製作所

191021top7SELF 総合砥粒加工機メーカーOKAMOTOが提案するのは、従来の研削常識に革命を起こす「研削革命」だ。全自動で平面研削を行う全自動平面研削システムの第四世代バージョン・といし軸2軸搭載を可能にした最新内面研削盤・独自の門形構造を採用した高能率ロータリー研削盤・研削業界を牽引する汎用ベースの研削盤に測定器を搭載する最新オプション等、合計4機種の展示・実演を行う。また、展示会当日には、告知NGの秘密が明らかにされるとのことで、こちらも要注目! 今回も見どころ豊富となっている。

長年のチャック製造経験がものをいう! 
●北川鉄工所

191021rop8薄型2爪平行グリッパ「NPGTシリーズ」 永い歴史とともに培われた製造技術がものをいう同社。今回の注目製品は、極薄型の2爪平行グリッパ「NPGTシリーズ」。スケールやセンサが装着可能で、測長スケールの搭載によりワーク把持部の寸法測定が可能だ。同サイズ汎用モデルの最大約40%の薄型化と、同把持力汎用モデルより最大50%の軽量化に成功した薄型軽量設計のグリッパである。同社製グリッパは、長年のチャック製造経験で培った高い精度が特長の1つ。耐クーラント性と潤滑性に優れており、長期間にわたり高精度と安定性を提供する。さらに従来品と比べ切粉対策を強化し、メンテナンス性向上を実現。高把持力で、重量ワークにも安定した固定が可能。また、多彩なオプションにも注目したい。3つの確認手段(測長スケール・磁気センサ・近接センサ)を選択することで、今までできなかった新たな作業の提案を行う。

ニーズに応える最小サイズの精密成形研削盤を展示
●黒田精工

191021top9GS-30Vs 
 同社で注目したいマシンは、精密のクロダと呼ばれるに相応しい最小サイズの精密成形研削盤「GS-30Vs」。市場の強い要求である省エネ、省スペース、高効率を実現し「誰でも簡単に」様々な加工とドレッシングを可能にした特長のあるマシンだ。新開発の対話型オペレーションソフトも搭載している。左右送りを油圧から自社製高精度ボールねじに変更し、消費電力を約50%削減したことにも注目したい。油圧ユニットから発生する熱源を無くすことで、油の使用量を大幅に削減し、環境負荷の低減にも大きく寄与する。電子部品用金型部品、精密治工具など、精密微細加工に最適かつ、環境にも配慮し、加工現場のニーズに応える1台を提案してくれる。

全く新しいコンセプトで魅了する! 業界初の3Dプリンターで作成したチタン合金製フライスカッターも!
●サンドビック

191021top10デジタルソリューションは必見! 今回、同社のブースでは10月に発売開始予定の全く新しいコンセプトの刃先交換式ドリルや、3月に発売を開始した業界初の3Dプリンターで作成したチタン合金製フライスカッター「CoroMillⓇ390」のほか、加工方法から新たに提案する次世代の旋削加工コンセプト工具など最新の工具製品を紹介。また、サンドビック・コロマントのIoT時代のデジタルソリューション「CoroPlus(コロプラス)」も展示予定だ。CoroPlusは従来の機械加工の領域のみでなく、加工前後の工程も含めて包括的にデジタル技術で加工のサポートするソリューション。「ぜひ展示会場にて体感して頂きたい!」とのことで、見どころが溢れている。

シャープな切れ刃設計を有する研磨級インサートをラインアップ!
●住友電気工業

191021top11WEZ型 切削工具に対しても、壁面精度や、加工面の粗さへの改善要求がますます強まっていることを受け、同社では、「SEC-ウェーブミル WEZ型」を目玉として展示する。超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組み合わせにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現。シャープな切れ刃設計を有する研磨級インサートをラインアップに加えることで、優れた切れ味を発揮し、加工音とバリの発生を抑制、ソリッドエンドミル同等の壁面直角度を可能にしている。他にも注目したいのは、加工能率向上や軽量化に対して高まるニーズに応えるアルミニウム合金用高能率カッタ「アルネックスANX型」。独自のブレード締結方法を採用することで多刃設計を可能にし、送り速度30,000mm/min以上の高能率加工を実現する。

作業者の熟練度に依存しない「ハイドロチャック」やビビリを瞬時に減衰する「スマートダンパー」など見どころ豊富!
●大昭和精機

191021top12ハイドロチャック BIGでお馴染みの大昭和精機は、操作性に優れ、レンチ1本だけで刃具の締め付けが行える「ハイドロチャック」のほか、深穴ボーリングや、突き出しの長いフェイスミル加工で生じるビビリを瞬時に減衰する「BIGスマートダンパー」など、加工現場の底力となる製品をズラリと展示。注目の「ハイドロチャック」は作業者の熟練度に依存せず、また締め付けの前後で工具長の変化がないため、簡単に目標の工具長にプリセットが行えるスグレモノ。繰り返しの精度も安定しており、リーマ加工やバニシングリーマ加工、仕上げのエンドミル加工など加工精度を必要とする場合に最適なホルダだ。一方の「スマートダンパー」は、内部に特殊なダイナミックダンパーを設け、高い防振効果で従来の5〜6倍の加工能力が向上するというから嬉しい。

最新切削工具による加工能率改善を提案
●ダイジェット工業

191021top13TAドリルシリーズ 同社では、最新切削工具による難削材の高能率加工、工程見直しによる加工能率改善を提案する。耐摩耗用工具ではレアメタルフリーの複合新材料「サーメタル」製品を展示。また、10/24(木)16:00からは、第4会議室において「高能率切削加工を追求する最新工具」と題しワークショップを開講、金型・部品加工における加工事例も紹介してくれる。今回特に注目したいのは、インサートサイズおよび本体バリエーションを拡充、幅広い穴あけ加工に対応できる主力の刃先交換式ドリルシリーズのラインナップを揃えたこと。「TA-EZドリルTEZD形」は独自の低抵抗刃形を採用し消費電力を従来品比30%カット。3D~8Dタイプに加えMTシャンクタイプをラインナップ。先端角180度フラットの座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリルTLZD形」は、傾斜面や円筒面への座ぐり・穴加工や交差穴加工において下穴なしでも安定加工が行えるなど幅広い用途かつ、ステンレス鋼やプリハードン鋼などにも対応。

“新商品力”は覚悟の証し! 最適な改善策を提供!
●タンガロイ

191021top14TungForceFeed 加工の難易度が年々上がっていることを受け、同社では現在、「お客様の加工コストを低減し、課題を解決する製品の研究開発を進めている」と新製品開発力を存分にPR! 今回は、「新製品力はタンガロイの覚悟の証」をキーワードに、その中でも選りすぐりの一押し新製品を展示する。注目したいのは、鋼旋削加工用最新CVDコーティング材種「T9200シリーズ」。新開発コーティング被膜と専用超硬母材との組み合わせにより、機械加工の中でも大きな比重を占める鋼の旋削加工において、高能率加工と安定した長寿命を実現している。また、刃先交換式小径高送りカッタシリーズ「TungForceFeed」も要チェック! インサートを小型化する一方で、厚みを大きくして切れ刃強度、信頼性を確保。合わせてインサート締付けねじの大径化によってクランプ力を高め、高送り加工時の安定性を向上させている。

生産性向上に貢献するソリューションを提案
●DMG森精機

191021top15NTX2500 同社では、複合加工機「NTX 2500 2nd Generation」、5軸加工機「DMU 60 eVo linear」、横形マシニングセンタ「NHX 4000 3rd Generation」とレーザ金属積層造形機 「LASERTEC 12 SLM」の4台を出展し、全ての機械で実演加工を行う。専門スタッフが豊富な加工事例やデモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説し、生産性向上に貢献するソリューションを提案。今回は、5軸・複合化/自動化/デジタル化について説明し、ブース内のステージでは、DMG MORIデジタルファクトリーと自動化のラインアップについても紹介。動画によるMATRISや大規模自動化システムのご紹介に加え、CELOSを中心としたデジタルファクトリーの提案も行う。また、注目したいのは、新技術の“AI切りくず除去ソリューション”を実機にて行うこと。10月26日(土)には、出展者ワークショップとして「DMG MORIアディティブマニュファクチャリングソリューション」をテーマに、講演を行う。

傾斜穴の高精度加工から仕上げ加工まで1台で工程集約を実現!
●東芝機械

191021top16MP-2618(5C) 現在、「ものづくり変革」挑戦し続ける同社。目玉となるのは、高速5軸門形型彫盤「MP-2618(5C)」だ。このマシンは、ワークへの接近性を高めるためにロングノーズの主軸を搭載し、主軸の旋回軸(A軸)には、高剛性・高精度な回転軸直線制御構造を採用。基準位置に対する傾斜穴のずれを従来の1/10以下で加工することが可能という特長を持つ。テーブル旋回軸(C軸)には、ダブルピニオン構造を採用しており、A軸、C軸の高精度位置決めに加え、姿勢位置保証システムを搭載することでミクロン台の位置決めにて任意角度の傾斜穴加工を実現した。このマシン開発の背景に、自動車のEV化により金型加工において面形状の高精度化が挙げられる。薄肉成型による軽量化が行われるため、金型のスライドブロックの数も増加し、傾斜穴加工の効率化のニーズこの要求に応えるため、傾斜穴の高精度加工から仕上げ加工まで1台で実現可能な工程集約を可能にしている。IoTでは、セミAIを活用した振動データ処理・分析による「機械の故障予知」と周辺機器接続の機能を活用した遠隔操作・モニタリングによる「遠隔監視システム」を展示する。

「本当に価値ある生産性向上!!」がテーマ 超能率加工システムも要注目!
●ナガセインテグレックス

191021top17SGS-85 「本当に価値ある生産性向上!!」をテーマに、驚異の生産性を生み出すマシンと加工システムを出展する。発売開始以来、大反響の高精度平面研削盤「SGS series」から今回、チャックサイズ800×500mmの「SGS-85」を初出展。砥石軸は油静圧軸受けを採用した特別仕様となっている。さらに、超能率加工システム「爆削」との組み合わせで、超精密かつ超能率な研削加工を実現、加工時間の短縮、工程削減に大きな効果をもたらす最強の組合せだ。また、電解水(強アルカリイオン水)専用添加剤「ナノカットクリーン」も、工場環境が劇的に改善する一品として要チェックだ! 他にも同社の超精密マシンで加工した各種サンプルワークもぜひ拝見して欲しい。来場者は超精密の凄みを知ることとなるだろう!

注目は無限コーティングプレミアム ロングテーパーネックボールエンドミル「MRBTNH230」規格拡大!
●日進工具

191021top18MRBTNH230は全209サイズに拡大! 微細工具で有名な同社。今回、無限コーティングプレミアム ロングテーパーネックボールエンドミル「MRBTNH230」が規格拡大をして展示する。最小ボール半径R0.05からラインナップされ全209サイズになるというから驚きだ。注目したい点は、テーパーネック部分をサイズ毎に最適化、被削材に干渉しないなかで工具剛性を最大限に高める設計にしたこと。同社では、「他製品では加工面の傾斜角より弱いテーパーネックを用いることが求められる場合もあるが、MRBTNH230は加工面の傾斜角と同じ角度のテーパーネックが使用でき、このことも工具剛性の面で有利」だと優位性をアピール。コーティングも、高硬度材の直彫り加工に最適な「無限コーティングプレミアム」を採用することで、焼き入れ鋼に対し長寿命で加工精度の安定化に寄与している。

見どころが満載! ものづくりのあらゆるプロセスに貢献する
●不二越

191021top19アクアREVOドリルオイルホール 今回の目玉となるのは、新商品「アクアREVOドリルオイルホール」、「Hyper Zロースパイラルタップ」をはじめとした工具、産業用機械向け軸受、省エネ油圧ユニット、小型ロボットを内蔵したバリ取りセルなど。加工から組み立てまで、ものづくりのあらゆるプロセスにアプローチする。特に注目したいのは、材料・形状・コーティングの全てを一新したアクアREVOシリーズの第二弾として、「アクアREVOドリルオイルホール」を追加したこと。流体解析の活用により、新発想のオイルホール「REVO Power Cooler」の開発で、これまでにない圧倒的な内部給油の吐出量を実現、さらにREVO-Dコートの超平滑化処理により、オイルホールドリルに求められる冷却性・潤滑性・切りくず排出性といった性能を格段に向上。他社汎用オイルホールドリルと比べ、約2倍の長寿命を実現している。

次世代の工具測定ソリューションを提案
●ブルーム-ノボテスト

191021top20LC50-DIGILOG 自動化・IoT化進展もあり、加工機上でのインライン測定がトレンドとなっている。回転状態での工具長・径の測定に加えて加工時の振れや摩耗、微細工具への対応等が求められ、また、測定結果を踏まえ、生産効率化に向けた生産プロセス向上へのニーズが増加している。こうした要望を受け、同社では、従来の工具長・径測定に加え、工具先端振れの測定&解析等を実現する次世代の工具測定ソリューションとしてレーザ測定システム 「LC50-DIGILOG(LC-VISON)」を提案する。この製品は、独自のDIGILOG技術(デジタル×アナログ測定技術)により工具測定時間を最大で60%短縮(従来比)。焦点レーザ光の採用、均質なビーム形状により、0.2μの繰り返し精度と工具径5㎛の折損検知が可能などメリット豊富なシステムだ。

注目はCNC工具研削盤「SG10」
●牧野フライス精機

191021top21SG10 同社の見どころは、対象工具径φ1~φ10、工具長は最大150mmまで対応可能なCNC工具研削盤「SG10」。高速でワークの供給/回収可能なワーク交換装置と、3つの砥石セットを収納可能な砥石交換装置を標準搭載した全自動機で、直線軸にはスケールフィードバックを、回転軸にはダイレクトドライブモータを採用し高い位置決め、割出し精度を実現している。展示会場では極小径オイルホールの位相検出が可能な、monocam2を内蔵して展示し、極小径オイルホール付きドリルの無人連続加工提案を行う。その他にも、段研ワーク製造用の高精密立形円筒研削盤「TAD」による自動測定&自動補正機能による高精度連続加工提案や、新開発溝研削用ソフトウェア「Flute Creator」の展示を行う。

非切削時間を大幅に削減! 生産性向上を実現するマシンを展示
●牧野フライス製作所

191021top22a500Z 目玉は、5軸制御横形マシニングセンタ 「a500Z」。このマシンの特長は、部品加工市場で重要となる加工時間短縮のため、切削時間だけでなく非切削時間を大幅に削減し、高剛性な機械構造から得られる高い切削能力との両立により、生産性向上を実現してくれること。注目点は、①軽量コンパクトな傾斜回転テーブルによるイナーシャの低減、②高剛性なダブルスラント構造を採用し、高い切削条件での加工が可能、③水平段取りによる高い作業性と視認性の良い機械構造――など。また、今回、「工具を整(せい)する」をテーマに牧野フライス精機と共同展示を行う。提案するのは、工具管理作業のロボットへの置き換え。工具測定装置からマシニングセンタへの工具の搬送を、自社製自動搬送機(AGV)に協働ロボットを搭載した「iAssist」が人に代わって行うところは見逃せない!

5軸加工の“粋(すい)”を集めたVertex55X Ⅱがリニューアル!
●三井精機工業

191021top23Vertex55X Ⅲ 高い評価を博している5軸制御立形マシニングセンタVertex55X Ⅱがリニューアルし、「Vertex55X Ⅲ」として新登場! 高性能になった主軸熱変位補正機能を搭載し、Z軸方向変位量を従来比1/3へ改善! マシニングでは従来ペットボトルなどの筒形状もボールエンドミルで内形を加工していたが、形状を追い込もうにも都度CAMでプログラムを再製作する手間があった。こうした弱点を克服したのが「Vertex55X Ⅲ」なのだ。このマシンの優位性は、U軸を使うことによって、NC機能の径方向の補正で形寸法を管理でき、また、先端のチップのみの交換で済むため工具費も抑えられるメリットがあること。MECT会場では、U軸の加工デモを行うので、お見逃しなく!

金型業界に貢献! 加工の解決事例を紹介!
●三菱日立ツール

191021top24アルフルァ高送りラジアスミル TD6N すっかり「MOLDINO」ブランドが定着し、金型業界に加工イノベーションをもたらす決意が製品に滲み出ている同社。今回の展示も金型業界へ貢献する商品がズラリと展示される。同社によると、「製造現場では高精度な金型を効率よく作りたいというニーズがあり、あらゆる課題に取り組んでいる。たとえば、高能率加工を行いたいが、仕上げるために手戻り加工はしたくない、工程短縮のために焼入れ鋼の直彫り加工をしたい、磨き工程の負荷をできる限り軽減したい、など課題はつきない。」とのことで、 こうした声に応えるべく、高精度加工実現のために最新工具を駆使した加工ソリューションで課題の解決事例を紹介する。

お客様とともに! 課題を乗り越えるためのDIAEDGE製品がズラリ!
●三菱マテリアル

191021top25DSAシリーズ 同社では、自動車産業、航空宇宙産業、小型自動盤を中心に新製品を展示する。“お客様とともに課題を乗り越える”がモットーの同社。課題解決のための“高品質・最先端”のDIAEDGE製品がズラリと並ぶ。また、オープンセミナーでは好評の「効率的な加工を行うための加工解析技術」についても対面で解説してくれるというからありがたい。目玉となる製品は、一般鋼と比較し加工硬化しやすく、切削熱が上がりやすい耐熱合金加工において、長寿命かつ優れた穴品位を実現する超硬ソリッドドリル「DSAシリーズ」と、ミーリング加工用コーテッド超硬材種 「MV1020」。独自技術による新しいコーティングプロセスにより、Al含有比率を高めても結晶構造が変化しないAl-richコーティングを開発し、高いAl含有比率と高い皮膜硬さを実現させたインサート材種だ。

5軸・微細加工への“こだわり”を見せつける!
●安田工業

191021top26YMC650
 5軸・微細加工への“こだわり”を見せてくれるという同社。目玉となるのは、YMC430のシリーズ機。全軸リニアモーターを採用した高精度マイクロマシンで、多様化する微細加工ニーズへ対応し、高精度加工を実現する「YMC650」と、5軸加工に於ける数μmのリピータビリティーを実現するYASDA5軸機のフラッグシップ機であり、ボックスガイド採用にて高剛性も発揮。新たにB軸にDDモーターを採用し、さらなる高効率化を実現する「YBM Vi40 Ver.Ⅱ」。その他にも、YASDA伝統の作り込みや最新機能をブースで紹介する。

創業100周年! 「DISCOVER MORE WITH MAZAK™ ~共に未来へ~」
●ヤマザキマザック

191021topp27INTEGREX i-200S AG 本年、創業100周年を迎えた同社のテーマは、「DISCOVER MORE WITH MAZAK™ ~共に未来へ~」。工程集約や自動化による生産性向上、IoTを駆使した新しいサービスを紹介する。注目したいのは、ギア加工の工程集約を実現するハイブリッド複合加工機「INTEGREX i-200S AG」。このマシンは、同社の最先端加工技術・制御技術を搭載し、複合加工機にギア加工機能と計測機能を融合することで、スカイビング加工・ホブ加工・エンドミル加工を1台で実現している。専用制御機能により、高精度(ISO5~8級)のギアに仕上げる優位性を持つ。この他、自動化システムとドッキングした旋盤なども出展する。また、本年よりサービスを開始した「Mazak iCONNECT™」を含む、IoTの取り組みを紹介する。

1号館の中心でツールホルダーの重要性を叫ぶ!
●ユキワ精工

191021top28スーパーG1チャック 今回同社では、小間位置が1号館の真ん中(1D01)にあることから、「1号館の中心で、ツールホルダーの重要性を叫ぶ!」をテーマに製品PRを行う。切削加工において、見た目に大差はないツールホルダーは、価格等が重視され、購入時にはあまり気を使われていないのが現状だ。工作機械の主軸と切削工具をつなぐ重要な機器なのだが、同社によると、「良いツールホルダーを使うだけで、生産性に大きな違いが出ることはあまり知られていません。」とのことで、“ツールホルダーの重要性”を広く知らしめたいとしている。目玉となる商品は、切削工具が長持ちする、送り速度を上げることができた、など、評価の高い「ツールホルダー・スーパーG1チャック」。機械別のユーザーによる喜びの声として、事例紹介も行う。

汎用性のある微細加工機が「Vision」のコンセプト
●碌々産業

191021top29Vision 微細加工機をあやつるオペレータを尊敬の念を込めて「マシニングアーティスト」と呼び、普及活動を行っている同社。今回、目玉となるマシンは、人気の「AndroidⅡ」で培った高精度微細技術に汎用性を融合させた「Vision-300」で、中部地区では初出展となる。このマシンの注目点は、汎用性のある微細加工機なので、荒加工・中仕上げ加工・仕上げ加工を1台でこなし、“わたり加工”を極力少なくしているつくりにある。他にも新たにIoT提案として、加工精度維持を目的とした同社独自のシステム「AI Machine Dr.」を展示。また、同社の加工技術を駆使したサンプルも必見で、微細加工現場に差別化と合理化の提案をしてくれる。