【年頭所感】「攻めの変革を継続」アマダホールディングス 代表取締役社長 磯部 任

190114アマダ磯部社長 新年、明けましておめでとうございます。

 昨年のアマダグループは、第2四半期決算としては売上収益が過去最高となり、通期では期初の予想を上回る見通しです。また、国内外において新たに4社がグループに加わり、中期経営計画「Task321」の達成に向けて、大きな布石を打つことができた1年となりました。

 2019年は、中期経営計画の達成とその先5年の成長を見据えて、「攻めの変革」を継続していきます。日本は、好調な企業業績を背景に設備投資への意欲は継続するものの、米中の貿易戦争、英国のEU離脱など、世界経済の先行きは不透明感が増しています。一方で、私たちのお客さまである金属加工業の工場では、人手不足や働き方改革を背景とした労働環境の変化、変種変量生産などへの対応に、多くの課題を抱えています。その解決策として、生産性の向上や加工品質の高付加価値化に資する、最先端の加工機械や生産設備への期待がますます高まっています。

 2019年は、次の3点について「攻めの変革」を行っていきます。

1. お客さまのモノづくり変革
 最先端のレーザ光制御技術を搭載したファイバーレーザ加工機をはじめ、生産工程全体を自動化するシステム、また、お客さま工場の「機械を止めない」ことを目指したサービスを提供していきます。ニーズをいち早く捉え、最適な提案を行うことで、お客さまのモノづくりを変え、その品質と生産性の向上に貢献していきます。

2. アマダのモノづくり変革
 持続的な成長を見据えてグローバルで生産体制の構築を図る中で、アマダ自身のモノづくりを変えていきます。新設する国内外の工場では、ロボットなどによる自動化やIoTの活用を通じて、省力化を図り、お客さまの工場にも役立てることができる、先進的な「人に優しいモノづくり」を目指します。

3. 働き方変革
 私たち自身の働き方を変革します。ICTの活用による「仕事の見える化」、女性や外国人など多様な人財の活躍の推進、サテライトオフィスの運用による柔軟な勤務形態の導入など、単なる効率化ではなく、社員一人ひとりが働きやすく、活き活きと仕事ができる環境づくりを進めます。

 70年を超えて培ってきた私たちの強みは貴重な財産ですが、それは将来の成長を約束するものではありません。経営理念にある「常に現状をベストとせず、さらに良い方法がないか考え行動する」ことを意識して、変革を続けていきます。