ダイジェット工業 営業企画室はフットワークの軽さが魅力! 

 超硬工具メーカーのダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏、本社:大阪市平野区)の優位性といえば、材料・工具設計から最終製品の工具までを自社一貫生産を実現していることだろう。開発や生産の全て行うことで総合的な技術力やノウハウの蓄積とともに、品質の安定性を保っている。また、同社の売れ筋商品には、平らだから『タイラードリル』、オール超硬シャンクアーバ『頑固一徹』と過酷な加工条件でも威力を発揮する『G-ボディ』、この2つを組み合わせると“頑固G-ボディ”となるなど、分かりやすくてユニークなネーミングの商品を市場投入し、商品の魅力を存分にアピールしている。販促活動やキャンペーン企画が魅力的で特長的な企業でもあるのだ。

 ご承知の通り、いくら優れた技術が詰まった商品でも売れなきゃ意味がない――という厳しいビジネスの世界で、同社の販促活動を担っているのが、有吉倉則室長が率いる営業企画室 営業企画課だ。主任の草野由佳里さん、伊佐治良文さんとともに3人で切り盛りをしている。今回、同社の営業企画室にスポットを当て取材をした。