村田機械がスマートAGV「Premex X10」を開発

 村田機械(社長=村田大介氏)は、無人搬送台車のスマートAGV「Premex X10(プレメックス ジオ)」を開発し、このほど販売を開始した。

 この製品は、幅700mm×全長985mm×高さ350mmのコンパクトボディで最大負荷量1tのパレット積載が可能な小型低床式AGVである。コンパクトな期待により、生産設備の愛大や下の狭い空間も、最高走行速度120m/minで走行する。本体(工藤部)と荷物を移載するターンテーブルがそれぞれ独立して360度旋回するため、各種装置へのアクセスや荷姿方向を配慮した移載も容易である。障害物を感知するセーフティースキャナを搭載し、狭い道路で複数台が走行しても安全。

 また、AGVの多数台運用時は、最適割り付けなどの運用制御をシステム全体で行うため、生産能力の増強や繁閑に合わせた運用台数の増減調整も容易。パレット搬送仕分け台車やコンベヤ等の固定設備を代替しながら、柔軟性に富むパレット搬送システムとして、様々な生産現場、物流現場に活用できる新しいソリューションである。

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